人とグルメ情報を交換するとき「あの店は◯◯がウマイ」という話はよく出るが、最強なのは「あの店は何を食べてもウマイ」であろう。看板メニューがウマイのは当然のこと、脇をかためるサブ的な料理も激ウマなのだから、人に対してオススメもしやすい。
ということで今回オススメしたいのが、茨城県は国道6号線沿いにポツンと店を構えるドライブイン、『刺身和食 旭屋』である。ちょっとレトロな外観とは裏腹に、出てくる料理はすべて激ウマ! ひさびさに「何を食べてもウマイ!」と大・感・動!
・さすがは茨城
店に入ると、ムワッと納豆の香りが漂ってきて、思わず「さすがは茨城」と唸ってしまった。なぜ納豆の香りが漂っているのかというと、海の幸系の定食メニューにも、必ず納豆が付いているからだ。健康バランス的にもバッチリである。
・揺るぎない自信を持った表情でレコメンド
それはさておき、恰幅の良い店主にオススメを聞いてみると……揺るぎない自信を持った表情で『極上活カワハギ刺身定食(1880円)』と『氷見寒ブリ刺身定食(1780円)』を推してきた。ちなみに氷見寒ブリとは、寒ブリ界の最高峰である。
特に「氷見寒ブリ」への情熱ハンパなく、本物の氷見寒ブリであることを証明する書類まで見せてくれた。「この人が言うなら絶対にウマイはず」というオーラをビンビンに感じたので、それぞれの定食と『自家製イカ塩辛焼き(800円)』を注文した。
・酒飲みの天国になる予感
まずやってきたのは、文字だけで「ウマイ」と確信できる「自家製イカ塩辛焼き」だ。自分の席でグツグツと焼くのだが、熱が入る前に、冷たいイカ塩辛をチョイチョイとつまみ食いしてみると……すでにウマイ! 新鮮なイカで作った塩辛、といった感じだ。
しかし、徐々に熱が入ってグツグツ状態になると……さらにウマイ! 思わず日本酒が欲しくなる美味さであり、「次にこの店に来るときは、酒が飲めないドライバーと夜に行くのがイイな……」と再訪を即決してしまった次第である。酒飲みなら要チェック!
・当然ながら刺身はウマイ
そんなこんなで、氷見寒ブリと極上活カワハギ、2つの定食がやってきた。ご飯に味噌汁に納豆に、メインとなる極上の刺身、そして……アジフライといった布陣である。刺身が大将ならば、アジフライは副将といった雰囲気だ。
当然ながら、刺身はウマイ。お店の看板に「刺身和食」と書くだけのことはある、ぐうの音も出ないほどに “超絶に美味しい刺身” である。だが、私(筆者)が最も感動したのは……まさかまさかのアジフライだ!
・こんな美味いアジフライが副将とは……!!
想像以上にサクサク&フワフワで、しっかりとした味の、うまいアジ! 思わず「こんな美味いアジフライが副将とは……!!」と戦慄が走り、ひとくち食べただけで、大将格である極上刺身への思い出が薄まってしまうほどの完成度! そして圧倒的な存在感!!
一体なんなんだ、この店は。あまりにも「美味いモノ」への熱意がありすぎる! ちなみに、今もっとも気になっているのは、メニューに赤文字で(激ウマ!)と書かれた『鴨のネギ胡椒焼き(950円)』である。美味さへのこだわりがハンパない店が推しているのだから間違いない。絶対に激ウマなのだろう。次に行った時、必ず食べる!!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 刺身和食 旭屋
住所 茨城県土浦市荒川沖6-138
時間 11:00 – 23:00
休日 日曜日・祝日・年末年始・GW・お盆
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼すっごい気になる「激ウマ!」の赤文字
▼酒飲みなら要チェックな「自家製イカ塩辛焼き」
▼グツグツグツ……これ本当においしい!
▼ウマすぎて箸が止まらない