世の中には様々な “癒し系動画” があるが、赤ちゃんモノとペットモノは定番の2トップと言えるだろう。そんな最強2トップによるコラボ、例えば赤ちゃんと犬が戯れる動画は、多くの人を無条件でほのぼのさせる。
しかし一方で、「ペットが赤ちゃんに危害を加えないだろうか?」「一緒に飼って大丈夫なのか?」と心配になる人もいるに違いない。特に、大型犬と赤ちゃんが急接近している映像を見ると、ヒヤヒヤしてしまう人は少なくないはず。いくら飼い主が「ウチのコは噛まないから大丈夫!」と言ってもだ。
今回紹介する動画もそんなケース。飼い主は、「絶対に安全だ!」と言いきっているのだが……その様子は、見ている人を間違いなくヒヤヒヤドキドキさせる。なぜなら、そのペットとはヘビ! 巨大なニシキヘビが室内で飼われており、赤ちゃんと一緒に遊んでいるからだ。……実際の映像「Baby Plays With Python」は、もはや閲覧注意レベルである。
・約4メートルのビルマニシキヘビを飼う一家
動画で紹介されているのは、アメリカ・ミシガン州在住のグリーノさん一家。この家族には3人の女の子がおり、一番下の子は1歳2カ月のアリッサちゃん。そして室内では、全長約4メートルのビルマニシキヘビが飼われている。
たとえニシキヘビを飼っているにしても、そのヘビを飼育ケースに入れて、赤ちゃんから隔離させているとかならまだ分かる。だがしかし、この一家のニシキヘビの飼い方はそんな生易しいものではない。赤ちゃんとヘビが、何の敷居もない同じ空間で床を這っているのだ。
今だかつて、これほど観る者に緊張を強いる赤ちゃん動画があっただろうか。「もしヘビが赤ちゃんの体をきつく締め上げたら……」「噛み付いてしまったら……」そんな最悪な想像が、どうしても頭に浮かんでしまう。
・父親「絶対に安全だ」
見る側の心配とは裏腹に、絶対に安全だと言いきるのがアリッサちゃんの父親であるジェイミーさん。
「ヘビは決して危険な動物ではない! 人々が持っているイメージとは違い、愛すべきペットなんだ! 私の娘は絶対に安全だ!!」
……そうは言ってもねぇ……。さらに驚きなのは、赤ちゃんのアリッサちゃんだけではなく、他の2人の娘さんもニシキヘビと同じ様に接していること。彼女たちは全く恐怖感を感じていないようだが、それは彼女たちもまた赤ちゃんの頃からニシキヘビと触れ合うことに慣れているからだろう。
・メリットは「異なるものに心を開けるようになる」
では、なぜ彼は自分の娘とヘビを同じ空間で育てているのだろうか? そのメリットについて彼は、「自分と異なる者に対して心を開けるようになる」と語っている。また、「“ヘビ = 危険な生物” だと考えている人々の意識を変革する必要がある」とも……。
この父親の考えに対して、YouTube のコメント欄では、「ヘビが空腹だったらどうするんだ!」「赤ちゃんが好奇心からヘビの顔を掴んだり、目をついたらどうなるんだ?」などの声が挙がっている。
……ほんと、どうなるのだろうか……。とにもかくにも、ヒヤヒヤして仕方がないこの赤ちゃん動画。再度繰り返すが、閲覧注意である。