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UFOを食べた……そう聞くと、恐らく多くの人が「インスタントの焼きそば」を想像するだろう。だが今回紹介するのはそっちではない。円盤の方のUFOだ。それを食べたのだ。真っ二つに割って食べてやったのだ。

ちなみに、UFOは食える! 食べようと思ったら30秒くらいで完食できる。その味は……海鮮風味だ。ひと口かじると、潮の香りが口の中いっぱいに広がる。単品でもウマいが、ビールにも合いそう! とにかく、カラッと揚がったUFOは最高だぞ!!

・変わり種点心

私が揚げUFOを食べたのは、横浜中華街。その中の『謝朋酒樓(しゃほうしゅろう)』というお店の店頭で、堂々と販売されていた。中華街には、肉マンや豚まん、小籠包、シュウマイをはじめとした様々な種類の点心が売られているが、揚げUFOはその変わり種ともいうべき存在。変化球の点心である。

・名前からして存在感が違う

揚げUFOの特徴的な点は、UFOに似せて作られた形状だ。また多くの点心と違い、蒸されているのではなく揚げられている。そして何といってもそのネーミングである。店頭には「あんまん 200円、ショウロンボウ(おみやげ 1300円)、あげUFO 200円」と記載されているのだ。際立ちすぎだろ……! まるで一般人の中に宇宙人が紛れているみたいだ。

そのネーミングだけで、観光客の足を止めさせるだけのインパクトは十分である!

・具材がぎっしり

しかし、いくら目立っていても、イヤなヤツだったらお近づきにはなりたくない。いくらネーミングが印象的でも、マズかったら二度と買いたくない。そう思いながら、さほど期待せずに購入。

2つに割ってみると……具材がぎっしり。キャベツにニラやエビやノリなどの具材がたっぷりと詰まっており、中身を見ただけで「これはウマいセンサー」がピコンピコンと点滅しはじめた。

・海鮮風味の揚げUFO

先述の通り、この揚げUFOは海鮮風味。外側の円盤部分はパリパリで、食べると潮の香りのする汁がジュワーと溢れ出す。どこか海鮮チジミにも似ているが、海鮮チジミよりも、素材そのもののウマいがダイレクトに感じられる印象だ。そして1個200円という価格もうれしい。UFO200円という表記もうれしい!

今回食べた揚げUFO、ただネーミングが際立っていただけでなく、味も十分に満足できる代物だった。中華街に立ち寄った際は、試してみてはいかがだろうか。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 謝朋酒樓(しゃほうしゅろう)
住所 神奈川県横浜市中区山下町188
時間 平日・祝前日 11:30~22:30(L.O.) / 土・日・祝日 10:30~22:30(L.O.)

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼揚げUFOは中華街の中にある……
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▼謝朋酒樓(しゃほうしゅろう)で購入できる
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▼あげUFO、目立ち過ぎだろ……
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▼これが揚げUFOだ!
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▼片手でも十分持てるサイズ。中身を割ってみると……
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▼具材がぎっしり詰まっている
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▼山下公園まで歩き、ベンチに座って潮風を感じながら食べるのもアリだ
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