人間の欲とは果てしないものである。世界中では常に挑戦が行われ、新たな発見がされているが、現在「唐辛子はさまざまな料理に合うことから音楽にも合うかもしれない」という提案のもとに実験された動画が話題になっているのでご紹介しよう。
その実験とは、世界一辛い唐辛子「キャロライナ・リーパー」を食べて演奏したオーケストラはどうなるのかというもの。YouTubeにアップされたタイトルは「Classical orchestra eating the worlds hottest chili peppers …」だ!
・世界一辛い唐辛子
まず、世界一辛い唐辛子から説明しよう。2013年に辛さのギネス記録を樹立した「キャロライナ・リーパー」は「ハバネロ」の約5倍の辛さがある暴君中の暴君。防護服なしでは調理できないと言われており、想像を絶するほどの辛さを持つ唐辛子である。
・音楽と唐辛子のコラボ
それほどヤバいものをなんと唐辛子愛好家のチリ・クラウス氏は、音楽に取り入れてみようと考えてしまう。そしてこの誰得なプロジェクトに参加したのはデンマーク室内管弦楽団で、動画では『タンゴ・ジャロジー』を演奏してくれている。
動画の序盤は優雅に演奏をするオーケストラだが、指揮者がスッと唐辛子を取り出し、演奏者たちが唐辛子を飲み込むと状況は一変! 演奏が再開されるも、何だか様子がおかしいぞ。
・結果は動画で
動画の中盤から後半の唐辛子を食べた後の演奏では、あまりの辛さに涙を流し、悶絶する演奏者が続出。こんなにつらそうなオーケストラは見たことがない。当然と言えば当然だが……。
果たして彼らは最後まで演奏できたのだろうか。また、唐辛子と音楽の融合は成功したのか。ある意味情熱的になっているとも思えるオーケストラの様子と合わせ、その結果は動画で確認していただきたい。
▼唐辛子を食べた演奏になるのは1:36〜