日常生活の中でお尻を触る……いわゆる「痴漢」は言わずもがな悪質な行為だ。もちろん、一発レッドカードで社会から退場を強いられる。では、サッカーの試合でお尻を触ったらどうなるか皆さんはご存知だろうか。
その答えは動画「Toca trasero a jugador y lo expulsan | Goalkeeper touches buttocks and a player is ejected」で確認できる。まさかの「お尻タッチ事件」に発展してしまった光景は次の通りだ!
・ホンジュラスでの出来事
お尻タッチ事件があったのは、ホンジュラス国内リーグのレアル・ソシエダ(赤) vs マラトン(緑)の試合。1−1で迎えた後半35分、レアル・ソシエダがゴール前に攻め込んでいるシーンでその時はやってくる。
・キーパーがお尻タッチ
果たしてどのような光景がそこにはあるのか、その一連の流れを簡潔に文章で表すと次のようになるぞ。
流れたクロスボールをキーパーがキャッチ → 前線へロングボールを供給 → 急遽試合が止められる → 副審が主審に耳打ち → いきなりキーパーにレッドカード
……と一瞬何があったのか訳がわからないが、なんとキーパーは退場を宣告されてしまうではないか。どうやら “お尻を触った” と判断されたことがその理由のようだ。確かに……確かに触ってはいるが……。
・試合は打ち切りに
相手選手も気づいていないほどソフトタッチであり、ありえない光景ではない気もする。健闘を讃えて触ったのか、あまりの形のよさでついつい触ってしまったのかは不明だが、そこに悪意はなさそうだ。
当然、この判定に納得のいかないマラトンの選手たちは猛抗議。しかし10分以上の抗議が続いたことで、1−1の引き分けのまま試合は打ち切られている。あまりにわずかな可能性だが、サッカーの試合でお尻を触ると退場になることもあるようだ。