日本でもすっかり定着した感のある「ハロウィン」。東京ならば六本木や渋谷は当日、「仮装してる人の方が多いんじゃない?」と思うほど、コスプレイヤーでごった返している。いわゆるかぶり物が一般的ではあるが、最近では “ハロウィン用特殊メイク” をする人もいるようだ。
そこで心配なのは「特殊メイクしてから会場へ向かうまで」である。特殊メイクしたまま移動しても怒られないか? せっかく特殊メイクをしウキウキしながら出かけても、怒られるのは忍びない! そこで今回は「特殊メイクしたまま出かけても怒られないのか?」試してきたぞーッ!
・「オバケン」に特殊メイクしてもらった
調べてみると自分で特殊メイクをする人もいるようだが、私(筆者)にはそのスキルがないので、以前ご紹介した「ゾンビキャンプ」のオバケンに協力してもらった。オバケンではイベントなどの際、特殊メイク体験をさせてくれることがあるのだ。
・約20分で完成
まずは顔に下地を作っていく。接着剤らしき液体の上に細かくちぎったティッシュを貼り付け、それを何層か重ねて下地は完成。さらに色付けしていけば、ざっくりとした傷口が出来上がりだ。所要時間は約20分。見るからに痛そうである……。そして目立つ!
・1人で行動
肝心なのはここから。当日、友達と一緒に行動する人はいいだろうが、1人でハロウィンに繰り出す人がいないとも限らない。そこで今回は、知人やカメラマンの同行なし! 1人ぼっちで色々なところに行ってみた。写真は通りすがりの人にお願いしたぞ!
・コンビニに入ってみた
まずは立ち寄る可能性が最も高いコンビニから。コンビニで怒られるようなら、特殊メイクしたまま出かけることはもう不可能と言っていいだろう。入店すると店員さんに一瞬ギョッとされたが、怒られはしなかった。立ち読みしても大丈夫である。コンビニはセーフだ!
・マックで買い物してみた
続いては、おなかが空いた場合を想定してマクドナルドへ。私の顔に大きな傷口があろうと、怒られるどころか店員さんはいつものスマイルを見せてくれた……。なんて優しいんだ! むしろ100円のコーヒーしか買わなくてごめんなさいッ!! マックは余裕で大丈夫だった!
・パチンコ屋に入ってみた
さらには時間を持て余した場合を想定してパチンコ屋に入ってみた。というか、お客さんは台しか見ていない……。店員さんもチラリと私を見たが、特に何を言われることもなかった。パチンコ屋も特殊メイクでOKだ!
・電車に乗ってみた
最後に移動手段である電車に乗ってみることにした。特殊メイクに気付いても、すぐに視線をそらす優しい人ばかりだ。3~4歳の女の子が私を指さして「ママあれなーにー?」と聞いていたが、お母さんは女の子の手を引いて違う車両へ行ってしまった……。電車でも怒られなかった!
結論としては、「特殊メイクしたまま出かけても怒られない」ということになる。ただ、己の内側からあふれ出る “恥ずかしさ” に打ち勝つのみであるッ!! さあ、みんな! ハロウィン当日も安心して特殊メイクで楽しんでくれ!!
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼まずは特殊メイクをする。
▼オバケンに協力してもらった。
▼顔に下地を作る。
▼特殊メイク完成!
▼痛そう! 生々しい!
▼ガオー。 そしてここから出かけてみることに……
▼コンビニ! 立ち読みしても大丈夫だった!
▼マック!
▼ちゃんとコーヒーを買えた! いつものスマイルも!
▼パチンコ屋もOK!
▼電車もイケた! 己の内側から湧き出る「恥ずかしさ」があるだけ!! 怒られはしなかった!
▼さあ、みんな! 安心して特殊メイクでハロウィンを楽しんでくれ!! 撮影に協力してくれた通りすがりのみなさん、ありがとうございました!