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多くの場合幽霊は、その存在の痕跡が残らないため、実在するかどうかを把握することができない。しかし世界中でその目撃例が報告されており、怪奇映像や心霊写真でのみその存在をうかがい知ることができる。ほとんどは顔や身体の一部が撮影されるのだが、最近アメリカのニューメキシコ州でまったく新しいタイプの幽霊らしきものが撮影された。

その幽霊は、姿が半透明のよう見えるにも関わらず、その動作が非常に人間的なのである。姿形はぼんやりとしているのだが、人の影がうごめいている様子がハッキリとわかるのである。いまだかつて、動きだけでその存在を主張する幽霊がいただろうか?

・警察の戸外で

この情報は米・ニューメキシコのニュースチャンネル「KOAT7」が伝えたものである。同州の都市エスパニューラの警察本部に設置された監視カメラが捉えたものだ。建物の戸外、警察の管理区域内を不可解なものが通りすぎて行った。映像を見たカール・ロメロ刑事がそのことに気付いた。

・本当の人間ではなく……

彼は当初、これが蛾やハエであると思っていたそうだ。しかし後に、足があることに気付き人間ではないかと感じた。さらにその考えを覆して、本当の人間ではなく幽霊ではないかと考えるようになった。実はこの警察署では、不気味な出来事に遭遇した経験を持つ者がいるそうだ。

・首筋に息

ある人は、ブリーフィングルーム(記者会見室)で作業をしている時に、首筋に誰かの息を感じたことがあるという。その人物に、息を吹きかけたのはこの幽霊なのだろうか? それにしても、監視カメラの映像は人間が歩いているように見えるのだが……。これは一体!?

参照元:YouTubeMetro(英語)
執筆:佐藤英典

▼監視カメラの映像。1分5秒頃、右から左で何かが歩いているように見える