イケメン俳優の田辺誠一さんは、画伯と呼ばれている。決して絵が上手いから画伯と呼ばれている訳ではない。彼は絵がヘタだ、ハンパじゃないほどヘタだ。お世辞にも上手いとは言えないのだが、それでも創作意欲の赴くままに作品を公開していくその姿勢が、画伯と呼ばれる所以ではないだろうか。
その田辺さんが、なんとLINEスタンプのクリエーターズマーケットに参戦することを表明している。準備はこれからのようなのだが、かなり意欲的で、年内もしくは年明けに公開したいとの意向を示している。あの個性的なイラストがスタンプで使えるようになるとは! 絵はマジでヘタだが結構楽しみだ!!
・キャラ判別不能なワンピース
田辺さんの作品は、とても大人が描いたとは思えないほどの低クオリティが特徴である。たとえば、その2010年に彼が描いた人気漫画『ワンピース』のキャラはハッキリ言って判別不能である。船医のトニートニー・チョッパーはまるで虫、剣士ゾロは猿としか言いようがない。
・絵心がなさすぎる
また、バラエティでおなじみのマツコ・デラックスさんはどう見ても映画『スターウォーズ』のジャバザ・ハットである。絵心というものが存在するのであれば、田辺さんにはそれが決定的に欠けている。イケメンで俳優と言えども「弱点」はある、田辺さんの弱点はまさにこの画力である。
・恥じる気持ちがないところがカッコいい!
しかし彼は、自分のヘタさなど微塵も気にしていない。むしろそれを売りにして、攻めているのである。男らしい! なんと男らしい姿勢、生き様であろうか。恥じる気持ちなど1ミリもないのである。それをこれから売りに行こうとしているのである。
・世の中に微笑みを
不思議なのは、田辺さんの絵にはぬくもりがあり、単純な線がでありながらも和やかな雰囲気を醸している。画力のあるなしに関係なく、田辺さんの生き様と人柄を反映しているようだ。ちなみに多忙なために制作はスムーズに進まないかもしれないとブログで伝えている。それでもきっと必ずスタンプ配布に至ることだろう。がんばれ、田辺さん! 個性的な絵で世の中に微笑みをもたらして欲しい。
▼田辺画伯作の全米オープンの様子
全米オープン、感動をありがとう!錦織選手の準決勝の熱戦の様子を描きました→ pic.twitter.com/18OKxA7QnX
— 田辺誠一 (@tanabe1969) September 9, 2014
▼錦織圭選手……
錦織選手の世界最強のバックハンドを描いてみました→ pic.twitter.com/vfD7hh0xz9
— 田辺誠一 (@tanabe1969) September 9, 2014
▼小島よしおさん……
小島よしおさんを描いてみました→ pic.twitter.com/8ZaQWjPDMk
— 田辺誠一 (@tanabe1969) June 1, 2014