本日8月1日は、水の日であり、世界母乳の日であり、さかのぼること飛鳥時代には小野妹子が遣隋使として派遣された日。……だけじゃない!
8月1日は「801の日(やおいのひ)」、すなわち「腐女子」「腐男子」ことボーイズラブを愛する乙女や紳士が盛り上がる日でもあるのだ。というわけで、今回は海外に目を向けて米国メディアが選ぶ「腐女子の悩み6選」を紹介したい。はたして “腐” に国境はあるのだろうか?
1.秘密を守るのに必死
自分が好きなものが世界中の全ての人にとって素敵なものとは限らない。別に悪いことをしているわけではなくても、それが少数派なら秘密にせざるをえないかもしれない。
2.リアルで“腐”仲間が見つからない
ネット上のコミュニティでは同じ趣味の友達が見つかるが、現実では“腐”仲間は見つからないもの。その分、仲間が見つかったときの喜びは異常。
ちなみに記者(私)の友人は、同じく世を忍ぶ仲間を捜すためにさりげなく、『黒子のバスケ』のお気に入りカップルのストラップをつけていた。反応があれば脈アリということらしい。
3.荒らしとアンチの攻撃もグっと我慢
どんなコミュニティにも必ずアンチは存在する。互いにスルーが一番だろう。
4.日常生活でゆっくりと作品を鑑賞するチャンスがない
これは、百合愛好家やえっちぃ漫画が好きな男子も共感するところでしょう。
5.イベント以外の仕入先の確保
Amazonがない時代は大変だったんだろうなぁ。
6.カップリング論争
王道カップルか、逆カップルか。はたまた、公式見解が得られない作品はどうしたらいいのか。この論争は永遠に終わらない。
――以上である!
アメリカに限らず、わりと日本でもありそうな悩みである。そう思うと、「なんだかんだで、世界はひとつなんだなぁ」と感じはしないだろうか?
ちなみに、英語で「腐女子」と「腐男子」は、それぞれ「Yaoi fangirl」「Yaoi fanboy」という。また、オンライン辞書『英辞郎』によると受けは「uke」、攻めは「seme」と出てくるのだが、こちらは実際に通じるのかどうかは未確認である。いずれ検証していきたい。