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時々海外ネットユーザーの間で、ちょっと信じがたい遊びが流行することがある。最近では、米東海岸の「ノックアウトゲーム」や英国の「ネックノミネート」など、ただの悪ふざけでは済まない危険なゲームが流行することもしばしばだ。

そんななか、豪州でかなり理解しがたい遊びが流行りつつあるという。そのゲームとは、男性が自分の口に向かって放尿するというものだ。これを「バブリング」というらしい。特にスケーターの間で広まっているというのだが……。これは一体!?

・危険すぎるノックアウトゲーム

先に挙げたノックアウトゲームは、2013年末に米東海岸で、問題になった大変危険な遊びだ。全然無関係の人をいきなり殴り倒すというもので、その一部始終をネット上に公開する人物まで現れた。けが人や死者が続出する騒ぎに発展している。

・ネックノミネートで死者

もうひとつのネックノミネートは今年に入って英国で流行。これはわかり易くいえば一気飲みである。ただし、その一気飲みしている様子を24時間以内にネット上に公開するというルールが設けられている。厄介なのは指名制だ。一気飲みした人は次の誰かを指名することになる。すると、指名された人同士でアツくなってしまい、終わりなき一気飲み合戦が繰り広げられることとなる。急性アルコール中毒で亡くなるケースも報告されている。

・スケーターは父親に教えられたと証言

今回のバブリングは豪州のスケーター、トロイ・ウェストと言われている。彼は子どもの頃に、父親からバブリングについて教わったという。欧州のツアーの際に彼が自ら他のスケーターにこれを教えたのだとか。ただし、この真偽は不明だ。

・解雇されたラグビー選手のために

ただのたわごとで済めば良かったのだが、バブリングは意外な形で飛び火することになる。同じく豪州のラグビー選手、トッド・カーニーがバブリングしている画像がネット上に流出。これが元で彼は解雇されてしまったのだ。すると、「彼のためにバブリングをしよう」というネットユーザーが現れ、Facebookページが開設されたのである。

・意味を見出すもの?

はたして、この行為に意味はあるのか? トロイによると、「行為自体に意味はないが、自分に対するステートメントであり、自分で意味を見つけるものだ」と説明している。度胸試しのようなものだろうか。一体どうして、このようなものが流行るようになってしまうのだろうか?

参照元: Metro.co.ukvice(英語)
執筆: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24