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7月第一週の「京都大作戦」を皮切りに、いよいよ夏フェスシーズンの到来だ! この季節を待ち望んだ人も多かったのではないだろうか? いよいよ……いよいよ……いよいよ始まるぞーー!! そこで今回は「夏フェスあるある100」をお届けしたい! これを読んでフェス本番に向けて気持ちを高めてほしい!!

【夏フェスあるある100】

その01:チケットを全日買うか、出演アーティストが発表されてから買うか迷う。
その02:アーティスト発表を「これを心待ちっていうんだな」というくらい心待ちにしてる。
その03:自分が行かないフェスに大物アーティストが出演すると聞くと、なぜか横取りされた気持ちになる。
その04:アーティスト発表されてからのチケット確保は、まさに争奪戦。
その05:なりふり構わず、親兄弟・友達にも申し込みを頼む。
その06:確保できた瞬間はガッツポーズ。
その07:確保できなかったらときのは、体調が悪くなるくらい凹む。
その08:オークションなどで転売されているチケットの価格を見て殺意が沸く。
その09:ツイッターなどあらゆるツールを駆使し、なんとか定価で買えるように努力する。
その10:好きなアーティストが出演決定したときは狂喜乱舞。
その11:あまり興味がなくても、ビッグネームが出演決定したら嬉しい。
その12:タイムテーブルの発表は超重要。
その13:穴が開くほどタイムテーブルを眺める。
その14:何度もその日のマイスケジュールを立てる。
その15:好きなアーティストの出演時間が被ったときの絶望感。
その16:どちらを選ぶか、最後の最後まで悩む。
その17:フェス1カ月くらい前から、去年のセトリ(セットリスト)を見てプレイリストを作る。
その18:通勤時間は予習復習をひたすら繰り返す。
その19:フェス用のレジャーシートは毎年買う。
その20:フェス用の雨合羽も100円ショップで毎年買う。
その21:フェス用の虫よけスプレーはクローゼットの奥に転がってる。
その22:フェス前日は、ワクワクしすぎて眠れない。
その23:当日は信じられないくらい早く目が覚める。
その24:前日もしたが、出発前も忘れ物がないか入念に確認する。
その25:でも結局なにかしら忘れてる。
その26:会場へ向かう車の中ではもちろん、爆音で最後の予習。
その27:会場近くのコンビニまでたどり着くと、「今年も来たな」とワクワクする。
その28:コンビニではバカ買い。普段は絶対に買わないお菓子などもバンバン買う。
その29:凍ったお茶やスポーツ飲料のペットボトルは命の水。もはや聖水。
その30:しかし、凍ったカルピスだけよく売れ残ってる。
その31:会場に車を停めた瞬間、コンビニで買ったビールを一気に飲む。
その32:会場付近で、テンションが上がりすぎてギャーギャーやってるファンを見ると、「落ち着けよ」と思う。
その33:でも自分もそんなに落ち着いていない。
その34:むしろそんな彼らとハイタッチをしてしまうこともある。
その35:入口付近で写真を撮る。
その36:すぐさまSNSに投稿しようと試みるが、みんな同じことを考えているので繋がりにくい。
その37:リストバンドは入念につける。
その38:あれだけ見て完全に頭に入っているのに、入口でタイムテーブルをもらうともう一度見直す。
その39:拠点の確保は超重要。
その40:トイレと喫煙所の位置を計算して拠点を探す。
その41:一番重要なのは日陰であること。
その42:日陰を確保できなかったら地獄。
その43:でも困ってウロウロしていると、優しい人たちがスペースを空けてくれる。
その44:開場して間もないのに、もう寝ている人がいてビビる。
その45:ワンタッチで完成するテントに感動する。
その46:「どんだけでかいんだよ!」というテントがいくつかある。
その47:ドでかいテントには、なんなら風鈴やてるてる坊主まで飾ってある。
その48:「来年はもっと大きいテントにしよう」と心に誓うが、だいたい毎年一緒。
その49:拠点を確保し、テントを立てた後の一杯は格別。
その50:炎天下であろうと、グッズ売り場には並ぶ。
その51:売り切れが出ないかハラハラする。
その52:案の定、売り切れが出るが、他のでも買えればとりあえず満足。
その53:グッズが事前予約できるのを知ってはいるが、結局毎年並んでしまう。
その54:基本的にフェスTシャツは捨てられない。古くなればなるほど捨てられない。
その55:喫煙所のタバコのキャンギャルが異常に可愛く見える。実はそうでもないけど可愛く見える。
その56:何回もキャンギャルからタバコをもらう。
その57:なんなら、その日だけのお気に入りキャンギャルができてしまう。
その58:もっと言うと、わざわざ遠いところから、そのキャンギャルがいる喫煙所までタバコを吸いにいってしまう。
その59:女性用トイレの異常な行列を見て、「男でよかったな」と思う。
その60:炎天下で飲むから、いくら飲んでも酔わない。
その61:と思っているのは自分だけで、かなり酔っている。
その62:コンビニで買ってきたお菓子が異常なほどうまい。
その63:誤ってお菓子をぶちまけて拠点を離れると、戻ったときテントがアリの大群に襲われている。
その64:ハンズフリーになる、ペットボトルホルダーに感動する。
その65:フェス飯も異常に美味い。
その66:毎年食べずにはいられない一品がある。
その67:それを食べたときは、おふくろの味くらい懐かしく、感慨深い気持ちになる。
その68:昼時になると、どの屋台も長蛇の列で並ぶ気をなくす。
その69:まれに全然並んでない屋台もあるが、それはそれで怖くて並べない。
その70:お目当てのアーティストじゃない限り、眠くなったら睡眠優先。
その71:ウトウトしているときに、遠くから聞こえてくる生音は最高の贅沢。
その72:ライブとライブの間のマイクテスト「あー、あー、うー、えー、あー」を聞くとホッとする。
その73:そこまで知らないアーティストのライブが始まるときは、結構冷静に見始められる。
その74:曲が良かったりすると、いつの間にかノッている。
その75:キレッキレのヘッドバンキングをする女性を見てビビる。
その76:お目当てのアーティストのライブが始まるときは、とても冷静じゃいられない。
その77:「後ろのほうで見てればいいや」と思いつつも、気がつけば結構深い位置まで来ている。
その78:お目当てのアーティストのライブが終わった後は、余韻がかなり長く続く。
その79:一緒に行った友達に、「どこが良かった」「あそこが良かった」と自分なりに報告する。
その80:でもその友達も一緒に見てるから、言われなくてもわかってる。
その81:暗くなってから友達とはぐれると、なかなか遭遇できない。
その82:テントに戻ればいいのだが、見たいライブがあるので戻れない。
その83:だが一人でも余裕で楽しい。
その84:会場を出るまでのノロノロとした行進は、さまようゾンビより遅い。
その85:拠点を片付けるとき、レジャーシートのたたみ方がかなり雑になる。
その86:でもゴミはきちんと指定の方法で片づける。
その87:どんなに気をつけても、何かしら忘れてきてる。
その88:駐車場が真っ暗で、自分の車が見つからない。
その89:祈りながらリモコン式の鍵を連打しまくる。
その90:帰りの車の中では、今日の感想を各々が勝手に話し始める。
その91:今日聞いた曲、明日聞く予定の曲を巡り、激しいカーステレオ争奪戦が始まる。
その92:会場近くに、一年に一回しか行かない行きつけの飲食店ができる。
その93:会場近くに、一年に一回しか行かない行きつけの宿泊施設ができる。
その94:シャワーを浴びると、自分の体から大量の土や草が流れ出してきてビビる。
その95:疲れているから泥のように眠る。しかしどんなに疲れていても、翌日はビシッと目が覚める。
その96:フェス最終日の花火を、かなりセンチメンタルな気持ちで眺める。
その97:フェスが終わると、もう夏が終わったような感覚になる。
その98:てか、ちょっと泣きそう。
その99:いや、暗闇に紛れてシクシク泣いてる。
その100:いよいよ始まるぞーーーー!!

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.