大ヒットを飛ばし続けているディズニー映画『アナと雪の女王』。その主題歌「Let It Go」は、アカデミー賞の主題歌賞を受賞。その人気は世界的な現象となり、小さな子供でも「れりごー れりごー(Let it go Let it go)」と歌えるくらい浸透している。
さらに動画サイトには多くのアレンジが投稿されている。プロ・アマ問わずにだ。今回はその中でも特に秀逸なものを各ジャンルから選出、11バージョンをまとめて紹介したい!
・動画サイトに多くのアレンジが投稿
この曲は、エルサがずっと隠してきた「触れたものを凍らせてしまうという魔法の力」を人々に知られてしまい、国から逃げ出したシーンで歌うものだ。エルサのこれまでの苦悩のともに自由になった喜びが力いっぱいこめられた曲である。そのシーンを知らなくても心に響く楽曲だ。
・様々なジャンルから11バージョン
動画投稿サイトには多くの「歌ってみた」動画が投稿されている。今回は、そのなかから YouTube の再生回数を基準にし、様々なジャンルから独断と偏見もプラスして「ポップパンク」「ロック」「ジャズ」「トランス」など11バージョンを選出してみた。
たとえば、ポップパンクバージョンでは、もう信じられないくらい乙女でキュートな仕上がり! アフリカ風のアレンジでは、子供たちの合唱も加わり心が温まるよう。一方、ゴシックバージョンは悲壮感がいっそう際立つようで切ない。
変わったところでは、中国の伝統楽器&文語体歌詞というのもあるぞ。聞き比べるとそれぞれのジャンルのカラーが出ていて、同じ曲なのに全く聞き飽きない。「ディズニーさん、これでアルバムを作ったらどうですか?」と、思うくらいだ。
・心をゆさぶり続ける名曲
世界初公開8カ月が経とうとしているが、現在もさまざまなバージョンが動画サイトに投稿されている。今後もきっと名アレンジが登場するだろう。「Let It Go」は、それだけ多くの人の心をゆさぶったということ。まさに名曲だと言えるだろう。
▼アフリカ風アレンジ、英国シンガー アレックス・ボイエさんと11歳のレキシーちゃん&合唱団
▼オーストラリアの歌手キミー・スマイルズさんによるポップパンク風
▼ノルウェー人歌手PelleK(ペルケイ)さんのメタルカバー
▼ピアノバージョンは、YouTubeで大人気のユニットThe Piano Guys だ
▼米国スーパーコーラスグループAHMIR(アミーア)によるR&B
▼ゴシックアレンジは、ボカロPとしても有名な日本のマチゲリータさんだ
▼ブラジル・カンピーナス出身のバンド Talmidim Project によるロック
▼中国ネットユーザーによる「伝統楽器&文語体」、中華圏で大きな話題に
▼「キング・オブ・DJ」ことアーミン・ヴァン・ブーレンさんによるアレンジ
▼アメリカのジャズアーティスト アンドリュー・アレンさんのジャズバージョン
▼ボーカロイド初音ミク版もあるぞ
▼日本語版のオリジナルはこちら