時に大発見とは、シンプルは発想から生まれることがある。そして大胆に行動することによって、その閃きは単なる思い過ごしではないことを証明してくれる。
写真家ヴィンセント・ブレーディー氏は、突然あることを思い立った。それは、「360度のパノラマ撮影とタイムラプス(微速度撮影)を合体させるとどうなるか?」ということだ。実際に撮影を行った彼の作品は、想像を絶する美しさ! 何じゃこりゃ!? 幻想的で神秘的、さまざまなイマジネーションをかき立てられる。大画面でご覧頂きたい!!
・4台のカメラをひとつに
彼は360度のパノラマを撮影するために、4台のカメラを固定するリグを作成し、それぞれのカメラに魚眼レンズを装着した。そして長時間露光撮影で空の移ろいをカメラに収めたのである。
・1年を費やして編集に到達
この手法を閃いてから、完成に至るまでは容易な道のりではなかったようだ。撮影から映像の編集にいたるまで、1年間を費やしたそうである。その甲斐あって、出来上がった作品は、CGでも実現できないほど繊細で美しい。思わず息を飲むような衝撃に満ち溢れている。
ちなみに2014年6月17日に公開された動画は、数日で20万回以上再生されている。できることなら大型スクリーンで視聴したい、そう思わせてくれる素晴らしい映像作品だ。一人きりの夜に見ることをおすすめする。
参照元: Vincent Brady、Neatrama(英語)
執筆: 佐藤英典
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