ふだん何げなく食べているコンビニのおにぎり。鮭や昆布など定番のものから、オムライスやカレーなど、いっぷう変わった味まで幅広い種類がある。
そんなコンビニおにぎりにも、意外なことに『ご当地おにぎり』がある。特にそのなかでも、セブンイレブンで最近販売開始した群馬県と埼玉県の北部でしか売られていないおにぎりが非常に美味しいらしい。
・そのおにぎりとは
そのおにぎりとは、上州名物の『鳥めし』と、群馬県産の『白加賀梅』。どちらも東京のセブンイレブンでは販売していないため、ぜひとも食べてみたい!
……ということで、東京からひとっ走り埼玉県北部まで車を走らせ、ご当地おにぎり2種類を購入することにした。
・とりあえず北へ向かう
北部といってもどれぐらい北に走れば良いのか分からないので、東北自動車道へ乗り、適当にICを下りてセブンイレブンへ行き、置いてある地域を探る。
久喜IC付近……無し! 加須IC付近……無し!! 羽生IC付近……鳥めしも白加賀梅もあった!!! どうやら羽生市以北のセブンイレブンなら、置いてある確率が高そうだ。
・白加賀梅を食べる
さっそく購入しまずは群馬県産の白加賀梅からパクリ。他の地域で売られている紀州の梅と味を比べると、甘さ控えめで酸味と塩味が強いため、ご飯により合うと思った。
同じ梅でも品種によりここまで味が違うとは、ちょっと衝撃的である。お米の美味しい群馬県だからこそ、甘い梅よりもこういった昔ながらの梅のほうが人気が高いのかもしれない。
・鳥めしを食べる
次に食べた鳥めしは、あのグンマーご当地弁当『登利平』を思い出す美味しさ! もちろん本家には敵わないものの、甘辛いタレと鶏肉の相性は非常に良い。
東京で鳥めしのおにぎりというと炊き込みご飯を想像する人が多いと思うが、こちらはタレで和えたご飯に、鶏肉が具として入っている。ちょっと文化の違いを感じる味わいである。
・群馬旅行の際にはぜひ
両方ともコレだけを食べに群馬や埼玉北部へ行くのはちょっともったいない気もするので、群馬旅行の際の一つのイベントとして楽しんでみるのが良いだろう。
ふだん食べているセブンイレブンのおにぎりも、場所が違えばちょっと違う。なかなか面白い体験だと思うので、グンマーへ行くときはぜひチェックしてみよう。
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.