サッカーを見ていて切ない気持ちになるのがオウンゴールだ。無情にもボールが自陣ゴールへと吸い込まれ、意図していない形で得点が生まれてしまうシーンは、実にやるせない。
不可抗力で決まってしまうため、オウンゴールにもさまざまな形があるが、先日決まったものは「これまでで一番ヒドい」と驚きの声が続出している。その様子は動画「Gol Contra Bizarro De Izaldo Lateral Esquerdo Do Nautico」で確認可能だぞ!
・ブラジルでの試合
衝撃的なオウンゴールが炸裂したのは、2014年3月23日にブラジルで行なわれたペルナンブーコ州選手権のナウチコ vs サンタクルスFCの試合でのこと。1−1の同点で迎えた前半30分にそのシーンはやってきた。
・オウンゴールまでの流れ
攻める黒のサンタクルスに対して守る白のナウチコ。自陣ゴール前にポジショニングしているナウチコのイザウド選手に注目していただきたい。そして一連の流れは次のようになっている……
左サイドからクロスが上がる → クリアするイザウド選手 → ミスキックでボールが自陣ゴールへ → ポスト直撃 → 跳ね返りがイザウド選手のもとへ → 頭でクリア → ゴールネットにズドン
……といった流れで一度はポストに救われたものの、結局はオウンゴールを献上してしまっているのだ。
・主導権を握られる失点
ちなみにこのオウンゴールで失点したナウチコは、相手に試合の主導権を握られることになり、立て続けに3失点。試合終盤に2点を返したが、大きく開いていた得点差は埋められず、ホームで3−5と敗北している。
あまりのきれいな失敗ぶりに「八百長ではないのか」というコメントも上がっているが、イザウド選手はまだ20歳と若く、クリアを急いで起きたミスだと推測される。彼には今回のオウンゴールを教訓に、同じミスをしないようにしてもらいたいものだ。
▼これはなかなかヒドい
▼こちらは試合のハイライト
▼予備動画