みなさんはカーナビのボイスコントロールシステムをご存知だろうか? その名の通り、音声でカーナビをコントロールできる技術で、このシステムが搭載されていれば、ナビをわざわざ指で操作する必要はない。言葉を発するだけで目的地を設定できたり、音楽を聴けたり、曲の変更までできるのだ。
しかし、便利である反面、ユーザーからは「ボイスコントロールシステムが、上手く音声を認識してくれない」という声も強い。では、そんなボイスコントロールシステム搭載のナビを、訛りの強い人間が使うとどうなるのか? 世界中で爆笑を誘っている展開は、YouTubeの動画で確認できるぞ!
・ただ音楽を聴きたいんだ!!
動画の主人公は、アウディを運転しているノルウェーの青年だ。ノルウェーということは、当然ながら英語は彼にとって母国語ではない。だが、しかし! ナビに搭載されているボイスコントロールシステムは、悲しいかな英語対応なのである。
そんな彼は、ドライブのお供に音楽を聴こうとしているもよう。そこで、ナビに向かって「ミュージック! ミュージック!」と声高に発するのだが……。男性がしゃべる英語は訛りが強く、ボイスコントロールシステムが一切認識できないのだ!
「ただ音楽を聴きたいだけなのに、それさえも叶わない」そんな状態や気をもんだ青年は「命令する、黙れ!」「お前のことなんか大っ嫌いだ」と叫ぶ。車内に響き渡る青年の大きな声と、落ち着いた声でチンプンカンプンな対応をするナビの対比が何とも言えない。もはやコントである。
ちなみに、青年が聴きたがっている音楽は、カナダのロックバンド「ニッケルバック」やアメリカのラッパー「2PAC」の曲。もちろんボイスコントロールシステムは、そのオーダーに一切応えてくれない。
青年のリアクションも完璧で、とにかく面白い。なお、私は動画を見過ぎて「ミュージック! ミュージック!」と叫ぶ青年の声がしばらく頭から離れなかった。みなさんも、病み付きにご注意を!
参照元:YouTube、Mirror News(英語)
執筆:和才雄一郎
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