以前の記事で、離婚を恐れた妻が夫の局部を切って、トイレに流してしまうという事件をお伝えした。しかし、夫は「もう過ぎたこと」と妻を許し、さらに「それでも妻を愛している」とコメント。この夫の寛大さと愛の深さに多くの人が驚いたという。
誰もが2人が平穏に暮らすことを願ったものだが、事件は再び起きてしまった。浮気を疑った妻がわずかに残っていた夫の局部を切って床に捨ててしまったのだ。
・夫「妻を愛しているし、妻も私を愛していると思う」
1回目の事件が起きたのは2013年6月、中国でのことである。妻(当時29)が眠っている夫(当時35)の局部をバッサリと切り、トイレに流すという事件が起きた。動機は「離婚されるかもしれないと思った、そうなったら、子供の面倒を後妻が見ることになる。それではあまりにも不憫」ということだった。
モノさえ残っていれば、再形成手術も可能であったというが、トイレに流してしまったので、もうどうにもならない。夫は「それでも妻を愛している」と話し、「妻も私を愛していると思う」と話したそうだ。
さらに「16歳から私についてきてくれ、2人の子供まで生んでくれたのだから」と訴訟を起こすつもりはないとコメント。しかし、だからと言って刑事訴訟は免れない。妻は傷害罪を問われ保釈処分となった。
・3カ月後、再び夫の局部を切る
夫の退院後、一家は引越して新天地での生活が始まった。だが、妻は依然として夫が浮気をしているのではないかと疑っていたそうだ。口喧嘩もよくしていたという。ある日、また喧嘩をし妻は夫の下半身をひっかいたそうだ。すると夫のパンツに血痕が。それを見て、「外に女がいる」と思い込んでしまったのである。
そして数日後、妻は夫に睡眠薬を飲ませ、眠っている間にわずかに残っていた生殖器を切り取り、床に捨ててしまった。1回目の事件から3カ月後の2013年9月のことだ。
・妻を逮捕
あまりの激痛に目を覚ます夫。それを見た妻はすぐに救急車を呼び、自分で110番をして自首したとのことである。妻は事件後、警察に「私はすぐに服役することになる。そうしたら子供の面倒を見る人がいなくなる。また局部を切ってしまえば、女に会いに行くこともないと思った」と話したそうだ。
一度ならず二度までも……なぜ妻は夫をこんなに疑うことになったのだろうか? なお2014年2月10日、鑑定の結果、妻には刑事責任能力が問えると判断。2月19日、検察は「故意傷害罪」での妻の逮捕を承認したとのことである。
参照元:中国新聞網(中国語)
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