スポーツを観戦している際に、感動を覚え、賛辞を贈りたくなるのが「フェアプレー」だ。スポーツマンシップに則ったプレーは見ている方まで気持ちがよく、何度繰り返して見てもいいものである。
そんな中、先日ドイツで行なわれた試合で、清武弘嗣選手らが見せたフェアプレーが素晴らしいと話題になっている。そこで今回は、その様子を動画「Fair Play Hero Hunt Rejects Penalty」と合わせてご紹介したい。
・ドイツでの試合
フェアプレーが見られたのは、2014年3月8日に行なわれたドイツ・ブンデスリーガ第24節ニュルンベルク vs ブレーメンの試合だ。清武選手のプレーを含む2つのフェアプレーがブンデスリーガの公式チャンネルで取り上げられているぞ。
・清武選手のプレー
1つは、0−0のスコアレスで迎えた前半17分にニュルンベルク・清武選手が左サイドからドリブルでペナルティーエリア内に切れ込んだシーンだ。交錯してこぼれたボールがタッチラインを割り、コーナーキックの判定が下されたのだが……
清武選手は相手選手のゴールキックという抗議に対して同意。その結果、判定は覆され、ゴールキックで再開となった。不利な判定に同意しない選手もいる中、清武選手はクリーンな対応をしたのである!
・ブレーメン選手のプレー
そしてもう1つは、ブレーメン所属のアーロン・ハント選手のプレーだ。後半30分に2点をリードしたブレーメンが攻め込むと、ハント選手がペナルティーエリア内で倒され、PK の判定が下る。
だが、しかし! このシーンでハント選手は、ファウルで倒れたのではないと主審に自己申告。こちらも判定が覆され、判定は覆され、試合は再開となった。二人のプレーに称賛の声が上がるのもうなずける内容だ。
・彼らのフェアプレーに対するネットユーザーの声
「めっちゃ感動した(*´▽`*)」
「こういうのはいいな。気持ちがよい。」
「本来スポーツってこうであって欲しいな。この2人、一気に好きになった。」
「両チームともフェアなプレーしてるとかかっこよすぎる 清武とハントの行動もその他の文句言わない選手もすばらしい!」
「清武とアーロンハントのフェアプレーがカッコよすぎた!ああいうサッカー観てるとほんま感動!」
「こういうフェアプレーの精神を見せるのが本物のプロフェッショナルなんかな、ハント尊敬するわ。」
などなど、感動したといったコメントや、スポーツの本来あるべき姿を見ることができたという声が多数。また、周囲の選手が誰ひとりとして文句を言わない姿が印象的だったという声も見られたぞ。
ちなみにこのプレーを取り上げた公式チャンネルでは、「これぞ真のスポーツマンシップ。アーロンとヒロシのフェアプレーは模範となるものであり、賛辞を贈りたい」とコメントが添えられている。お互いに称え合う光景にも注目だ!