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寿司でも刺身でも貝が好きという、無類の貝好きに朗報! 2014年3月1日から東京・新宿の大久保公園で、貝好きの欲求を満たす夢のようなイベントがやってるぞ!

その名も「広島春牡蠣フェスタ」だ。「日本一のカキが歌舞伎町のやって来る!」という、とてもワクワクするような副題までついている、広島県産牡蠣のフードフェスタである。生産者によると、3月から4月の牡蠣が一番風味が良いのだとか。その牡蠣を存分に堪能できるぞ~ッ! ヤア! ヤア! ヤア!

・新宿にカキ小屋

会場となっている公園には、約300席のプレハブが設営されている。表には「カキ小屋」と書かれており、まさしく牡蠣を堪能するためのスタジアムのようだ。ここで、貝好きたちは牡蠣との死闘(?)を繰り広げることになる。

・特大牡蠣の大きさに感動

入口のショーケースには、貝好きを迎え撃つ牡蠣が大量に用意されている。1かごに小ぶりの春牡蠣が大体10個程度入って、1キロ1500円。そして特大のものは2個で1000円だ。特大牡蠣のサイズは小ぶりのものの2倍以上あるあろうか。こんな大きさの牡蠣は、普段目にすることがない。貝好きなら殻を見ただけで、興奮を抑えきれないだろう。

・牡蠣の殻開けに注意

席に着く前に、好みのものを購入する仕組みである。そしてグリルのある席へ。ちなみに席の使用料は1人200円だ。スタッフに焼き方の手ほどきを受けて、決戦開始!

牡蠣はまず、平たい面を下にしてフタ(各席に1つずつ用意されている)をして3分程度焼き、殻の口が開いたら今度は丸い面を下にして、同じくフタをして3分焼く。ひっくり返す前に、専用の器具で貝柱を切って、平たい殻をとるのである。この作業が少々難しい。しかも加熱しているのでやけどに注意が必要だ。うまく行くと、出汁の利いた汁をこぼさずに開くことができる。

・身もだえするようなおいしさ

さて、苦闘をしながら無事に焼き上がり、実食! まずその見た目を存分に楽しみたいところ。特大牡蠣はその見た目からしてスゴイ。箸でつまむのもやっとなくらいのデカさだ。口に入れる前からそのプルプルとした弾力に感動すら覚える。これにレモンと少量のしょう油をかけて、口のなかに放り込むと、歯ごたえと旨みで身もだえしそうになる。貝好きの人なら、「今日ほど貝好きで良かったと思う日はない」と、自らの貝好き人生を振り返るかもしれない。

・殻の炸裂にも注意だ

ここで、心行くまで牡蠣を味わって頂きたいものだ。ただし、不慣れだと本当にやけどしてしまうので要注意。また、時折牡蠣の殻が熱で炸裂する場合があるので、焼き方には気を付けて欲しい。うまく殻が開けられない場合は、無理をせずにスタッフにお願いしよう。

・「広島春牡蠣フェスタ」イベント詳細

日程: 2014年3月1~30日
時間: 11:00~21:00(ラストオーダー20:00)
場所: 東京都新宿区歌舞伎町2-43(大久保公園)

Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24

▼会場は東京・新宿の大久保公園
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▼ショーケースから好みのものをチョイス。春牡蠣1キロ1500円、特大は2個で1000円
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▼これを自分で焼く。席料は1人200円
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▼牡蠣のアヒージョ
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▼そして、これが特大牡蠣。デカい!
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▼プルプルの食感と、旨みで口のなかはヘブン状態!
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