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熱烈なヘビーユーザーが全国にいることで有名な餃子の王将。一部からは「中華料理店というより、夢の劇場」「死ぬ間際に “イーガーコーテル” と言って息を引き取りたい」と言われている史上最高最強の中華料理チェーンである。

そんな餃子の王将で、隠れた人気メニューと言われているのが、中華飯だ。実は、この中華飯、以前お伝えした天津飯と同じく無料でアンダク、すなわちアン多めに対応してくれるという。そこで、実際に餃子の王将へ行って、確かめてみた。

・餃子の王将における中華飯とは

餃子の王将のメニューの中で、中華飯は、どうしても焼き飯と天津飯という、飯もの強力2トップの影に隠れがちだ。決して中華飯の味が劣るわけではないが、2トップが飯ものにおける定番のポジションをキープしているために、ちょっと目立たない存在。

そして、中華飯は、店舗によって味やアンの量が大きく変わると言われている。元々、餃子の王将は、チェーン店でありながら、どのメニューも店舗による味の差は大きい。中華飯は、そんな餃子の王将のメニューの中でも、特にその傾向が強いと言われているのだ。

そこで、今回は1つの店舗で「中華飯のアンダクが、普通の中華飯とどう違うのか?」を調べてみることに。

・中華飯アンダクをオーダー

まず、店に入り「中華飯、アンダクでお願いします」と店員さんに告げると、難なく承諾してくれた。どうやら、アンダクは普通に存在しているようだ。

・あっさりして香ばしい中華飯のアン

運ばれてきた中華飯を見ると、確かにアンは多い!! ただし、当然といえば当然ながら、具の量が変わる訳ではないようだ。それでも、イカ、ウズラ、キクラゲ、ホタテ、白菜、イカ、さやえんどうなどの具は、彩り鮮やかに食欲を刺激する。

レンゲですくって口に運ぶと、あっさりしつつも香ばしいアンの風味が、口いっぱいにひろがるぞ。

・寒い時期はアンダクがいい!

アンダクの中華飯は、当たり前だがご飯とよく絡む。アンが多いため、ご飯が若干ベチャッとしてしまう感は否めないが、アンの味がしっかりしているため、非常においしい!!

特にこの寒い時期は、アツアツのアンだけある程度先に食べて、アンが適度な量になってから、ご飯と絡めて食べ始めるのがおすすめ。おいしい上に体も暖まって、言うことなしである。

アンが多いとどうしてもご飯の食感が微妙に変化してしまうため、アンダクがいいのか通常の中華飯がいいのかは、人によって好みが分かれるだろうが「香ばしさをよりアップさせたい」「より暖まりたい」という人にはぴったりだ。

・もちろん無料!

そして、中華飯のアンダクは、天津飯のアンダクと同じく無料! さすがは餃子の王将というべきか。ただし、アンダクに対応してくれるかどうかは、店舗や店の混雑状況などにもよると思われるので、その点にご注意を!

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼こちらがアンダクの中華飯
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▼通常の中華飯と比べると明らかにアンの量が多い
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▼ご飯との絡み具合がハンパない中華飯のアンダク
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▼こちらが通常の中華飯
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▼アンダクに比べるとアンの量は少ないが、これはこれでもちろんおいしい!
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