overheadaccident

スポーツの世界にアクシデントはつきものだ。全力プレーの不可抗力で危険なシーンを目にすることもしばしばであり、先日お伝えしたように「悲劇」ともいえる光景さえある。

今回ご紹介するのは、空振りしたオーバーヘッドキックが相手選手のアゴを直撃するシーンだ。その様子は動画「Pazzini Bicycle Fail Knock Down His Opponent」で確認可能となっている。

・イタリアでの出来事

危ないと話題になっているのは、2014年2月1日に行なわれたイタリアのセリエA第22節・ACミラン vs トリノの試合で起きたプレーだ。本田圭佑選手も先発したこの試合で驚きの光景は飛び出した。

・一連の流れ

お互いに1点を取り合った後半33分にアクシデントは発生。その様子を簡潔に表すと次のようになる……

パッツィーニ選手がボールを受ける → トラップミスでボールが浮く → 強引にオーバーヘッドキック → グリク選手が素早くクリア → 足を振り抜くパッツィーニ選手 → グリク選手のアゴを直撃

……といった流れだ。グリク選手はクリーンヒットした衝撃で崩れ落ち、その場で苦しそうに悶絶する。

・まるで格闘技

アゴに華麗な「蹴り」がキマってしまうシーンはまるで格闘技のようだ。格闘技であれば、相手が崩れ落ちるシーンは美しく見えるのだが、サッカーでは心配以外なにものでもない。

・このプレーに対するネットユーザーの反応

「危ねえーよw」
「パッツィーニの蹴り痛そう。」
「相手の顔面蹴ったぞw 痛そう…」
「相手選手にオーバーヘッド食らわせてイエローで済むとかすげえwww」
「うっわ!パッツィーニそれは酷い。よくイエローで済んだなおい…」
「パッツィーニ…今のわざとくさいな…遅すぎるw」

などなど、危ないといった声や痛そうというコメントが多数。また、一発退場でもおかしくないプレーに下された ”イエローカード” という判定に疑問を抱いた人も多かったようだ。

ちなみに試合は1ー1のままドローで決着。幸い蹴られたグリク選手は試合の最後までプレーし、大事には至らなかった。ヒヤリとさせられるシーンだが、無事なのは不幸中の幸いであった。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし