漫画『キャプテン翼』は世界中で人気があり、サッカー少年たちのバイブルという存在は今も昔も変わらない。影響が大きく、実際に起きたスーパープレーが原作の必殺技に例えられたりすることもめずらしくない。
2013年も『キャプテン翼』にまつわる出来事が多くあり、ロケットニュース24もそれらをお伝えしてきた。今回は永久保存版として、まるで漫画のようなスーパープレーや原作愛に溢れたストーリーを一気に振り返るぞ。
・微妙に怖い翼くんの銅像
今年3月、東京都葛飾区四つ木の「四つ木つばさ公園」に漫画の主人公である大空翼の銅像が完成。等身大で精巧に作られているのだが、3Dで作成されているため、微妙に怖いと話題になった。
・ロベルト本郷が都内で通報される!?
続いては50歳代の男性が通報された事件だ。公園で遊んでいた児童に「そんなことじゃ日本代表になれないぞ」と声をかけただけなのだが、あえなく通報。ネット上ではロベルト本郷が出現したという騒ぎになった。
・ドイツ代表選手が日向小次郎モデルのすね当てを披露
ドイツ代表FWのポドルスキ選手がシーズン前に披露したすね当てが大きく話題になった。なんと登場人物の日向小次郎が描かれたもので、海外での『キャプ翼』人気を象徴するものであった。
・Jリーグで必殺技が炸裂
実写版の必殺シュートが炸裂したのはJリーグの試合だ。相手の蹴ったボールを蹴り返して威力を倍増させる『反動蹴速迅砲』という必殺技を放ったのはサンフレッチェ広島所属の塩谷選手。見事なミドルシュートを叩き込んだぞ。
・W杯予選でのオーバーヘッドキック
漫画のようなオーバーヘッドキックを決めたのはメキシコ代表のヒメネス選手。主題歌『燃えてヒーロー』と組み合わせた動画は『キャプ翼・愛』に溢れた出来上がりとなっている。
・必殺技からのオウンゴール
塩谷選手がきれいな『反動蹴速迅砲』でゴールを決めたのに対し、こちらは必殺技からオウンゴールになってしまう。偶然の産物とはいえ、めずらしすぎるシーンは大きく話題になった。
・見事すぎるドライブシュート
主人公・大空翼の必殺技であるドライブシュートを再現したのは、ウルグアイ代表のルイス・スアレス選手。急激に落ちてネットに突き刺さる様子は本家のものと比べても遜色ないぞ!
漫画の世界でしか起こらないようなことが実際に起きてしまうのだから、サッカーは奥が深い。果たして来年はどれだけの『キャプ翼』のようなスーパープレーが飛び出すのか、今から楽しみである。
▼塩谷選手の実写版『反動蹴速迅砲』(1:15〜)
http://www.youtube.com/watch?v=-r5eG5_GkGc
▼美しいオーバーヘッドキック