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・絶品モツ煮はビーフシチューを上回る濃厚な味わい

高級店のビーフシチューにしか思えないほど濃厚な「煮込み」が都内の大衆居酒屋にあるという噂を聞きつけ、東京都月島にある「岸田屋」へ訪れた。

・ビーフシチューのような濃厚さ

モツ煮込みは下町では定番のメニューであるが、ビーフシチューを思わせる濃厚な逸品だそうだ。「東京三大モツ」とも呼ばれ、この店の看板でもある「煮込み」果たしてお味の方やいかに!?

・牛の旨味をこれでもかっ! 凝縮させた「煮込」通にはネギ抜きもオススメ

実際に運ばれてきた「煮込み」(480円)は見た目もデミグラスソースのようであった。トロットロに煮込まれたモツとたっぷり濃厚なタレが絡み合い、いかにも旨そうな匂いを漂わせている。こぼれそうなほど、たっぷり盛り付けられたモツで新鮮なネギをたっぷり巻き、口に入れる。

・トロットロに煮込まれたモツ

ぇぇぇ?  なにこれ?  ううううんんまぁぁあああああぁあああ!!舌からジワーッと脳に染み込む甘辛いタレと、トロットロに煮込まれたモツは信じれないほど濃厚な味わいで完成されていたのだ。濃厚さは完全にビーフシチューを超越している。

・常連客の中では「ネギ無し」が人気

牛の旨味を凝縮させた深みある味は、じっくりコトコト煮込んだフォンド・ボーを凌駕するレベルである。今回はネギ入りをオーダーしたのだが、岸田屋ではモツ煮込みオーダーの際に「ネギは入れますか? 」確認させる。常連客の中では「ネギ無し」が人気とのことなので、気になる方はトライしてみてはいかがだろうか。

・『美味しんぼ』一巻でも紹介されていた絶品

何と驚くことに、グルメ漫画の大御所『美味しんぼ』でも岸田屋の煮込みは紹介されていた。山岡士郎や富井副部長だけでなく、三ツ星シェフのジャック・ルピック氏も「Oh! Nom de dieu,c’est bon!!」と大絶賛している。美味しんぼでも紹介されているが、岸田屋は煮込みだけでなく、店の内装もかなりいい味を出している。

・昭和の雰囲気漂う岸田屋

カウンターに丸椅子が20席ほど並べられただけののこじんまりした店内は、創業1943年(昭和18年)当時の日本をそのままタイムスリップさせたような昭和の雰囲気漂う岸田屋。富井副部長を実写化したような飲んべえのおじさん達に囲まれながらレトロな雰囲気に酔いしれてみてはいかがだろう。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 岸田屋
住所 東京都中央区月島3-15-12
時間 17:00~21:30(L.O)
休日 日曜・祝日

執筆: ピコロス

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