家族は一緒にいて当然のもの。そう思っていればいるほど失ったときの悲しみは、たとえようもないほど大きい。それが思春期の頃だったら尚更である。
そんな家族の様子を描いたタイのCMが涙なくしては見られないと話題になっている。ただのCMではない。実話を元に制作されたものであるという。CMのタイトルは「[LINE TVC Thailand] “Closer” (More LINE Much Close)」。ある少女と父親の物語だ。
このCMはメッセージアプリ「LINE」のCMだ。動画に登場するのは「Nudeeちゃん」という中学生くらいの女の子だ。ストーリーは、彼女の父親と学校の先生の面談の場面から始まる。Nudeeちゃんは、最近母親を亡く、深い悲しみのなかにいた。
そんなある日、母親からLINEのメッセージが届いたのだ。死者がリアルタイムでメッセージを送れるはずがない。これは一体どういうことなのか……続きは動画で確認していただきたいが、結末に多くの人が涙をこぼしているという。
ネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。
「感動しました、なんていい話」
「心が温かくなった」
「多くのティーンエイジャーに見せたいよ」
「涙が止まらない」
「どうしてこんなに涙が出るの……」
「愛にあふれているよ」
父親も妻を失ったこと、そして母親の死から時間が止まってしまった娘の姿に、誰よりも心を痛めていただろう。だが1通のメッセージが、Nudeeちゃんに現実を受け入れ、生きる勇気を与えた。
悲しいことだが失ったものは戻らない。だが、この動画はそばで支えたいと思ってくれている家族の存在の大切さを教えてくれているのではないだろうか?
参照元:YouTube
▼こちらがその動画、日本語字幕つきである