日本全国、津々浦々でさまざまな “地ビール” が販売されている。そのアイデアとバリエーションは、とても豊富! 旅先での地ビール発掘を楽しみにしている人も多いだろう。
そこで今回は、「青森ニンニク黒ビール」を紹介したい。青森県といえば、国内生産量の約80パーセントを占めるニンニク大国。ビール × ニンニク のコラボレーションにも納得できる。さっそく買って飲んでみた!
・力強いデザイン
青森ニンニク黒ビールは、330ml の瓶入り。黒を基調としたデザインが、重厚な力強さを感じさせる。そこに輝く「黒にんにくエキス入り」という黄金の文字。なんだかチョー男らしいですなぁ!
・香りとともに広がる期待
シュポッと栓を抜き、トクトクッ……とコップに注ぐ。パッと見はコーラ色で、おいしそうな印象。黒ビール独特の香りの奥から、ほのかにフッと鼻をくすぐるニンニクの香り……これはエエ感じなんちゃう?
・問答無用のニンニク感
そのままグビグビっとノドに流しこみ、「なんや、ふつうやん」と思った瞬間! 口内にズシッと残る強烈なニンニク感!! ナマのニンニクすりおろしを口に放りこんだ状態と完全に一致。ギンギンに精がつくかは不明だが、とりあえず目が覚めることは間違いないだろう。
コップ半分の量を飲んだ頃には、口の中が完ぺきにギョーザ。ギョーザを食べていないのに、完全無比のエア・ギョーザ体験。しかも段々クセになる、このニンニクパワーはキョーレツゥ!!
・黒にんにくをビールとともに醸造
なお、この商品は、ニンニクを発酵・熟成させた「黒にんにく」のペーストをビール酵素とともに醸造しているのだとか。価格は630円で、企画者は「恐山ビール 」「青森ねぶたビール」など、青森の地ビールに力を入れている工藤商事だ。
ちなみに、この “エアギョーザ感” を伝えようと、コップを片手に同行記者(アラサー女性)のほうへ振り返ったところ「くさっ! くっさ~~~!! 何したんですか!?」と、ブチギレ寸前の態度。ということで、デート時には向かないかもしれないが、ニンニクならびに地ビール、ついでにギョーザ大好きっ子にもぜひトライしてみてほしい!
参考リンク:青森地ビール、工藤商事
Report:黒井
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▼青森ニンニク黒ビール
▼見た目はふつうの黒ビール
▼フタも力強い!
▼ちゃんと青森県産のニンニクが入っています