不審者が子どもに対して声をかけ、あとあと通報されることはよくある話。「何か」が起きてからでは遅いのだ。怪しい人がいたら、すぐに警察に一報を! ……だがしかし、だがしかし!
警視庁犯罪抑止対策本部が発表した不審者情報が、あまりにも世知辛いと大きな話題になっている。不審者が現れたのは6月15日、東京都中野区新井5丁目の公園だ。児童が遊んでいたところ、次のような声をかけたという。
不審者「そんなことじゃ、日本代表になれないぞ。」
年齢は50歳代。白色っぽい上衣を着ており、移動手段は徒歩であったという。この不審者情報に対し、ネットユーザーたちは……
「えぇぇぇぇ、こんなんで不審者」
「世知辛い…(´・ω・`)」
「そうか・・・・ これもアカンのか・・・・・・・」
「ロベルト本郷!」
「ロベルトさん!」
「ロベルトさんも不審者扱いの世の中になってしまったか」
……などと反応している。
ちなみに「ロベルト本郷」とは漫画『キャプテン翼』に出てくる重要キャラ。酒を飲みながらフラフラと登場しつつも、いち早く翼のサッカーセンスを見ぬいた翼の師匠でもある。
子どもたちがサッカーで遊んでいたのかどうかは定かではない。また、子どもたちは怖い思いをして通報に至ったのかもしれない。だが、もしもロベルト本郷が実在したら、今の日本では即通報されるであろう。世知辛い世の中になったものだ。
参照元:Twitter @MPD_yokushi
執筆:GO羽鳥