電車に乗っていると、7人掛けの座席に座っている7人全員がケータイをいじっている光景をちょくちょく目にします。あの光景を、「異様だ」とか「気持ち悪い」という人もいますが、股間をいじっているわけでもなし、許容範囲でしょう。
しかし、一人で移動中の電車内と、第三者と過ごしている時は別物と考えるべきです。先日出席した飲み会で、自分が興味の持てない話題になると、すぐにポケットからケータイを出していじり始める男性がいました。
・飲み会でケータイをいじるのはありえない!
その飲み会とは別の合コンでも、同様の態度をとる男性がいました。二人に共通しているのは、もうずいぶん長いことカノジョがいないとのこと。飲み会終了後の帰り道、出席した女性たちからは「あの態度はありえない!」と大ブーイングがあがったものです。
・意中の相手にやられるとのちょっと……
上記のような、なんとも思っていない異性がケータイをいじるぶんには、「だからお前はモテないんだよ!」と、心の中でシャウトしていれば済むことですが、これを意中の男性にやられると苦悩します。「自分とのデート中に、相手男性がケータイばかりいじっている」というお悩みは意外と多いです。
・必要シーン以外はケータイはカバンに
筆者の個人的な価値観では、ケータイはカバンの中に入れておき、乗換検索やナビなどが必要なシーン以外は出さないのがマナーだと思っています。しかし、食事中もテーブルの上にケータイをスタンバイさせている人って、男女問わず多いです。1分1秒を争うような仕事の案件があるわけでもなし、こちらとしてはいい気分がしないですよね。というわけで今回は、デート中にケータイをいじる相手への対処法を模索してみましょう。
・相手を退屈させていませんか?
まず、相手男性を非難する前に、自分自身に非がないか、見つめ直してみましょう。これといった面白い話題を提供することもなく、相手男性を退屈させていませんか? トークの内容が、コスメやエステの話題など、男性が興味を持ちづらいテーマばかりではないですか? 職場の愚痴など、ネガティブ話題ばかりではないですか? これでは、相手男性とて、ケータイをいじりたくなります。ケータイではなく、貴女自身をいじってもらえるよう(性的な意味ではありません)工夫をしましょう。
・クセだからこそ「やめて」と言えない
相手を退屈させないような話題を提供しているにもかかわらず、それでもケータイをいじる男性も存在します。おそらく相手は、ごく単純に「いじりグセ」がついているだけで、悪気はないのでしょう。相手に悪気がないとわかっているからこそ、「やめて!」と言いづらいのが難しいところです。
・無邪気に「出会い系?」「エロゲー?」と聞こう
そこで筆者からのご提案なのですが、相手男性がケータイをいじり始めたら超・無邪気なテンションで「出会い系?」と尋ねてみましょう。これは、先日たまたまカフェで隣り合わせになったカップルの女性が実践していた手法です。ジョーク交じりで瞳をワクテカさせながら「出会い系?」と尋ねたカノジョに対して、彼氏男性は「ち、違うよ」と一瞬でケータイを閉じ、その後二度と開くことはありませんでした。この応用編で、「エロゲー?」でもいいでしょうね。ポイントは、無邪気なテンションで質問するということ。鬼気迫った表情で問いただすのは逆効果ですからね。
「ケータイいじらないで」という話し合いモードは、男性側が身構えてしまいます。ユーモアたっぷりに「出会い系?」と尋ねたほうが、意外とあっさり解決するものですよ。