人生30年も生きていると、恋人関係ではない相手と何かの拍子で肉体関係に至ることも珍しくないですよね。また、肉体関係を目的としたボディパートナーがいる人も決して少なくないはずです。

一回だけ(もしくは数回)肉体関係を持った相手も、ボディパートナーも、正式交際をしている恋人ではないのですから、堅苦しいルールを設ける必要はないでしょう。ただし、いかにしがらみを気にしなくていい相手とはいえ、最低限のマナーは必要です。そのマナーとは……。

女性から、一回だけ(もしくは数回)肉体関係を持った男性に対して挙がっている声のうち、もっとも多く聞かれるのが「女友達を紹介してほしいというリクエストはご勘弁!」とのこと。

おそらく男性側は、「キミとは正式交際しているわけでもなし、女友達を紹介してもらっても不都合はないだろう」という言い分なのでしょう。しかし女性側は、男性からのそういったリクエストを、「私とのチョメチョメに不満でもあるのか?」と解釈するのだそうです。

「私のアソコが緩いとでもいうのか?」と、ひどく気分を害されるとのこと。彼女たちは決して、ヤキモチを妬いているわけではありません。正式交際しているわけではなく、たかだか一回(もしくは数回)肉体関係を持っただけの間柄ということは百も承知! よって、相手男性がよそで乱脈性交にふけるのはいっこうに構わないそうです。しかし、すでに肉体関係にある自分に対して「キミの女友達を紹介してほしい」とリクエストするのは失礼だという主張です。

女友達を紹介すると仮定して考えても、やはり疑問が生じます。自分の女友達に、いったい何と言って説明すればよいのでしょう? 「私が一回(もしくは数回)チョメチョメした男性なんだけど、良かったら○○ちゃんもチョメチョメを前提に会ってみない?」というのは明らかにおかしいですよね。そうかと言って、自分と肉体関係があったことを隠して紹介の場を設けるのも、まるで欺いているかのよう。女の友情にヒビが入ってしまいます。

結論! 一回でも肉体関係を持った女性に対して、女友達の紹介を依頼するのはタブーです。 チョメチョメ相手と斡旋業者は分けて考えましょう。新規開拓は、自らの手で切り開くべし!

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ