みなさんは「ラビット・フロスト」という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは冬場に起こるある自然現象のことだ。
霜の一種なのだが、くるくると丸まったり、リボンのように波打ったりとその形はちょっと特別。あまりにも美しいと話題になっている。
霜柱というとまっすぐという印象だが、これらはくるくると丸まったり、リボン状になったりとその形は様々。真っ白なもの、つややかな半透明のもの花のようにも、また飴細工のようにも見える。
英語では「Rabbit Frost (ラビット・フロスト)」と呼ぶそうだ。少し離れて見てみると……確かに霜はうさぎのお尻やしっぽのよう。とても可愛らしい。
この現象は、気温、水分、周辺の植物などいくつかの条件が合わさって初めて見られるものだそう。急激に寒くなればなるほど花のような霜は美しく開くのだという。条件さえ合えばもちろん日本でも見ることができるとのこと。
それにしても自然は時にどうしてこんなに美しいものを作ることができるのだろう。見ていると心が和む。寒いのも悪くないなと思ってはしまわないだろうか。
参照元:大人物(中国語)