その音を聞くだけで、体が自然と緊張してしまう救急車やパトカーのサイレン。あの非常に高い音は、かなり響き、遠くにいる人たちにもよく聞こえるようになっている。まさに機械だからこそ出せる超高音である。
しかしこの特殊な音を、自在に操れる少年が実在した。動画「Saudi Kid Imitates A Siren」に登場するその少年は、自らの声を使って、サイレンを鳴らすことができるのだ。ウソだろーーーッ!
記者(私)もかなり疑いながらその動画を見たが、間違いなくその声は、救急車やパトカーが緊急時に発すサイレン音だった。もしかしたら、音の編集をしているのではないか? そう疑ってしまうほど、彼が口から放つその音は、救急車・パトカーのサイレンにそっくりなのだ!
ここまで高い音を出すのに、一体どんな訓練をしたんだろう? もしくは生まれつき? ちなみにこの動画には「これはサイレンの真似じゃない! 実は彼の声は、前に録音されており、世界中のパトカーがその音を使っているんだ」というコメントが寄せられていた。なるほど、そういう可能性もあるのか。
(文=田代大一朗)
参照元:YouTube/1worldvideos
▼こちらがその動画
http://youtu.be/0K1mroXg8bs