日本時間9月13日未明、ついにアップル社からiPhone5の発表があった。発表された製品は事前にリークされていた情報とほぼ同じデザインであった。
iPhone5を見て「あっ!」と思った人もいるかもしれない。リーク情報とそっくりなスマートフォンGoophone i5(グーフォーン アイファイブ)をアップルに先んじて発表した香港籍の企業が「Goophoneの方が発表が先だった。意匠権は申請したのでアップル社を訴えてやる」と息巻いていたのだ。
そのGoophoneシリーズに「韓国スタイル」「台湾スタイル」というシリーズが存在することが発覚した。それがどう見ても韓国サムスン電子、台湾HTCの製品にソックリなのである。
どう見てもサムスンとHTCのスマホの存在が確認できるのは、Goophoneの公式サイトである。
韓国スタイルのスマートフォンの名称は「GoophoneI9 300」。こちらはサムスンの「Galaxy S3」にそっくりだ。台湾スタイル「GoophoneX2 X ONE」はHTCの「HTC ONE」そのものなのである。
商品写真のアングルも元のサムスンやHTCのものにソックリ。韓国スタイルについてはディスプレイにタンポポの綿毛が写っているところまで同じ、台湾スタイルもコピーアンドペーストしたんじゃないかというほどの酷似ぶりだ。
わざわざ「韓国スタイル」「台湾スタイル」と銘打つとは自らパクリ元を明かしているようなものだ。ちなみにGoophone i5は発売前なのでわからないが、前世代のY5 4Sのカテゴリから推察するに「アメリカンスタイル」に入るようだ。
あまりのことで、もはやこれはネタにしか見えない。だが公式サイトでは販売も行っているらしい。実機があるのであればお目にかかってみたいものである。
(文=沢井メグ)
参照元: Goophone(中国語)