大阪・泉佐野市の千代松大耕市長は2012年6月27日の市議会で、「犬のふん」対策のために新たな策を講じる必要性を語った。これまでふんに対する対策は、うまく行っているとはいえず、飼い主に税金を課す「飼い犬税」の導入も示唆したようである。
日本では現在、犬に税金をかけている行政は存在しない。もしも導入することになれば、他の行政でも犬に税金を課すことになりかねない。いったいどの段階まで話が進んでいるのだろうか? 同市に問い合わせてみた。
同市環境衛生課によると、一部報道で「検討に入った」と報じられているのだが、具体的な内容は決まっていないという。27日の市議会で市長がはじめて明言したことであり、税の導入についてもはっきりとはしていないとのことだ。
したがって、今後より具体的な話し合いが行われるものと思われる。同市の条例では犬のふんを放置した場合、1000円を徴収することが条例で定められているという。しかしふんの放置が相次いでいるために、より効果的な対策を必要としているようだ。いずれにしても、飼い主のモラルが問われているのではないだろうか。
参照元:NHK