プラモデルと言えば男のロマンである! ガンダムや自動車、飛行機などなど様々なジャンルがあるが、忘れてはいけないのが日本の城シリーズだ。
城プラモはプラモファンだけでなく、歴史ファン、建築ファンなど様々な層から支持されているが、なんとこの度、天守閣風の屋根を持つ愛知県庁の建物がプラモになったというのだ。国内初の自治体庁舎のプラモ化に注目が集まっている。
愛知県庁のプラモを発売したのは、同県豊橋市のプラモデルメーカー「ファインモールド」だ。同社はスターウォーズのプラモを手がけるメーカー。精工さには定評がある同社だが、お披露目された県庁プラモの再現度には愛知県民もビックリだ。
愛知県庁本庁は1938年(昭和13年)に完成。すでに70年以上の歴史を持つ建築物である。レトロモダンな洋風の建物の上に、日本のお城風の屋根を乗せた独特の形。さすが名古屋城のある土地だけある!
縮尺は500分の1スケール。完成させると高さ9.5センチ・幅21センチ・奥行き11センチと意外とコンパクトだ。確かにカッコイイが、自治体のプラモ化って地元民以外も興味があるのだろうか?
このニュースにネットユーザーは
「なにこれ!マジ欲しい!」
「誰得って思ったけど、意外と良かった」
「確かにカッコイイ」
「ジオラマをつくりたい」
「北海道庁赤レンガや旧栃木県庁舎もプラモ化希望」
「次は静岡で!」
「大阪の中央公会堂も頼む」
「愛知始まってるな」
と反応。
なお、販売元の公式Twitterでも6月7日より発売を開始したが、予想以上の反響を得ており、対応に追われていることが見てとれる。また、大村秀章愛知県知事も「国の重要文化財の指定をめざしており、大変嬉しく思います」「愛知県庁を身近に感じていただきたいと思います」とTwitterでコメントしている。
なお、プラモ化を機に初めて愛知県庁を知ったユーザーもおり「カッコイイなぁ」「庁舎の上に天守閣があるとか知らなかった」と感想を述べている。愛知県の想いが届いた様子だ。
意外と知られていないが、全国の庁舎には様々な趣向をこらした建築物がある。愛知県庁プラモ発売を機に、今後、「日本の名城シリーズ」のように「庁舎シリーズ」として1ジャンルを築くかもしれないぞ。
参照元:Youtube straight02 、ファインモールド
▼実物の県庁、プラモの再現度はなかなかのものだ