2011年に発売されたゲームソフトのうち、もっともファンに愛されたソフトを決める「ファミ通アワード2011」の発表が行われました。これはゲーム誌『ファミ通』が読者投票や販売数・話題性をもとに、その年に販売されたソフトのなかから、秀逸なゲームタイトルやクリエーターを選定する賞です。

大賞のゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはカプコンの『モンスターハンター3(トライ)G』です。そして今年からソーシャルゲーム部門が新設され、『ガンダムロワイヤル』などの3作品がソーシャルゲーム賞を獲得しました。

実はこのアワードで注目しておきたいのが、ルーキー賞です。その名の通りに、これから先のゲームシーンを担うことになるかもしてないタイトルは、次の作品です。

ルーキー賞: アトラス『キャサリン』(PS3、Xbox 360用)
ソーシャルゲームルーキー賞: Cygames『神撃のバハムート』

『キャサリン』は日本ゲーム大賞2011でも、優秀作品賞を受賞しています。人気ゲーム『ペルソナ』シリーズの開発チームが手がけており、累計20万本(PS3)を記録しました。

一方の『神撃のバハムート』は、2011年9月にモバゲーでサービスを開始して以来、またたく間に人気となり、翌年2月には登録会員数100万人を突破。美しいビジュアルにこだわったファンタジーゲームの草分けとして、多くのユーザーの支持を得ている。

今年は年末にニンテンドーの新ゲームハード『WiiU』が登場予定で、ゲーム業界は過熱するものと思われる。また昨年にも増して、ソーシャルゲームの需要が拡大するかもしれない。今回のルーキー賞の受賞により、このふたつのタイトルは他のソフトをけん引する存在になっていくのかもしれない。いずれにしても、未体験の方はぜひプレイして、賞を獲得した実力を試して頂きたいものだ。

参照元:神撃のバハムート

▼ 美麗なビジュアルに定評のある『神撃のバハムート』