NHKの昼番組といえば『ひるブラ』だ。全国各地の旬な場所を生放送でレポートするという内容なのだが、2月21日に放送された「マニアが集う ディープ大阪~大阪市浪速区~」において、放送事故的なハプニングが起きたと話題になっている。

2人のレポーターが大阪・日本橋の「足湯屋さん」をレポートしようとしたところ、一般人の高齢な男性がカメラの前に出現。「なにここ?」と取材クルーに質問したかと思うと、突然「なんや!」と激怒したのである。

映像を確認すると、男性が「なにここ?」と質問した後、何者かに左腕を引っ張れたようにも見える。その直後に「なんや」と言い、改めて「なんや!」と叫んでいるのだ。

この「なんや!」の後、画面に映る足湯屋さんの内部の空気は凍りついたようにも見える。しかしすぐにレポーターが「失礼しました」とフォローをし、重ねるようにワイプに映るタレント勝俣州和さんも「お客さんじゃないですか」と再フォロー。

その後、申し訳なさそうにレポーターは何度もおじぎをしつつ、「……ちょっと失礼しますー」と言い、足湯屋さんへのレポートは続行となった。

この一幕に対し、ネットユーザーからは
 
「袖を引っ張られたからキレたんでしょ」
「もう少し取材陣が気をつければよかった」
「普通に考えてこのタイミングでの割り込みはありえない」
「そりゃ放送中に突然入られたら引っ張りもするわな」
「おじいさんはいつもどおりの暮らし、行動をしていただけ」
「どっちもどっち」
 
など、さまざまな声が。また、状況の空気を読み絶妙なフォローをした勝俣さんに対し、「勝俣さんはプロ」という声もあがっている。ちなみに勝俣さんは芸歴25年の大ベテラン。さすがの落ち着き、安定感である。

Illust:rocketnews24.