ハローキティは1975年に生まれたサンリオのキャラクター。日本で愛されていることはもちろん、海を越えアメリカや中国でも大人気、その知名度は世界レベルだ。
台湾でもキティちゃんは航空会社やコンビニとのコラボなど街の至るところでキティちゃんを見ることができる。現地でも幅広い世代に大人気なのだが、なんと50才の男性が80才の父を喜ばせようと自分の頭をキティちゃんヘアーにしてしまったそうだ。
話題の男性は台湾新竹市に住む胡漢ゲン(こ かんげん)さん(50才)、地元の企業の社長だ。イカツい名前の男性だが、くるっと後ろを向くと彼の後頭部には間違いなくキティちゃんの顔が髪の毛で描かれている。しかも側面にはハートマークまで散りばめられてめちゃめちゃラブリーだ。
胡さんには80才になる父・胡鵬飛さんがいる。鵬飛さんは最近年齢と寒さからすっかり元気をなくしていた。その父親を元気づけようと胡さんはサプライズプレゼントを考えていたところ、バリカンとカミソリで作る「髪の毛アート」のことを知り、コレだ!! と思ったそうだ。
それにしてもなぜキティちゃんなのだろうか。胡さんには妻と3人の愛人、そして14人もの子どもがいる。彼らは皆キティちゃんが好きで、彼らの影響で鵬飛さんもキティちゃんのことをよく知っているからだ。鵬飛さんの知っているものの中で一番ラブリー&キュートなものということでデザインはすぐに決まった。
2時間かけてキティちゃん頭に丸め鵬飛さんに見せたところ「ちょ……その頭!! お前はいったいいくつなんだ!?」と大爆笑。体も心もすっかり元気になったそうだ。メディアの取材に対して「勇敢な息子を持った」と嬉しそうに語ったという。その後も毎日胡さんの後頭部を見ては爆笑しているそうだ。胡さんの親孝行サプライズは大成功である。
参照元:Youtube ttvnewsview