子どもから大人まで幅広い年齢層から愛されているスイーツ。近年では「スイーツ男子」という言葉が登場し、性別関係なく、多くの人がその甘~い味に魅了されている。
しかし日本には、まだまだ知られていないユニークなスイーツがたくさん眠っているのだ。それを眠らせておくのは、惜しい。実に惜しい! ということで今回、まだ知名度は低いが、ユニークでおいしい和スイーツ3品をご紹介しようと思う。
1. 青森 松栄堂 「味噌バターカレー牛乳どら焼き」
2. 信州 たまごや工房 「お祝い カステラクーヘン」
3. 熊本 ボンブ 「レモンケーキ」
これらはどれも、記者(私)が実際にお取り寄せして食べたものであり、ユニーク度はかなりものだった。そして以下が、その和スイーツ3品を食べてみた感想なので、珍しいスイーツが食べてみたいという方はぜひ参考にして頂きたい。
【「味噌バターカレー牛乳どら焼き」の感想】
単刀直入にいうと、かなり不思議な味である。これは青森名物「味噌カレー牛乳ラーメン」をどら焼きにしたものなのだが、カレーあんのインパクトが強く、この味だけに集中していると、カレーパンを食べている感覚になる。
しかし口の中で広がるその味によくよく注意を払ってみると、カレーあんに味噌とバターがコクを加え、牛乳がカレーのしつこい辛味をマイルドにしているのが分かる。
結果、甘さと辛さが絶妙なバランスで混ざり合ったどら焼きという、なんとも不思議なスイーツに仕上がっているのだ。これはぜひ自分で食べてみて、体感して頂きたい。一度食べたら、しばらくその味が頭から離れない。それほどこのスイーツが脳に与える衝撃は大きい。
【「お祝い 焼印カステラクーヘン」の感想】
この「お祝い 焼印カステラクーヘン」は、普通のバウムクーヘンとは違い、カステラ状に焼き上げられたクーヘン。
生地に練りこまれた卵の味がめちゃくちゃ濃厚で、素材の味がかなり楽しめるようになっている。また一口ほおばると、香ばしく焼けたクーヘンのかおりが口にフワーと広がり、このかおりだけで昇天しそうになってしまう。
そして手間ひまかけて焼き上げられたという生地は、噛むと、一層一層がしっかりしており、そのどっしりとした重厚感が歯を通して伝わってくる。
このスイーツは、「寿」というめでたい文字が焼印されたクーヘンとして売り出されているのだが、その味だけでも十分楽しめるようになっているので、お祝いプレゼントとしてスイーツを贈りたい時は、これがおススメ!(「焼印カステラ」も有り)
【「レモンケーキ」の感想】
この「レモンケーキ」は、レモンの酸味と甘味を最大限にスイーツの味として生かしており、レモン好きにはたまらないケーキとなっている。ケーキの生地は、レモンソースでコーティングされているのだが、食べていると、そのソースが口の中で溶けていく。
そして溶けたソースが、舌の上でふわふわ生地と上手く絡み、最高の味のハーモニーを奏でていくのだ。
これは最高に、紅茶に合う。「今後の紅茶のお供は、レモンケーキ!」と言いたくなるほど、紅茶に合う。紅茶好きの方、レモン好きの方は、ぜひ一度このスイーツをご賞味あれ。
いかがだっただろうか? せっかく「お取り寄せ」という便利なシステムがあるのだから、これを活用しない手はない。この3品のなかで気になったスイーツがあるのなら、積極的にお取り寄せして、自分で食べてみるべきである。そう、スイーツのその甘い幸せな味は、実際に口に入れてこそ味わえるものなのだから。
写真:ロケットニュース24
参照元:「味噌バターカレー牛乳どら焼き」, 「お祝い 焼印カステラクーヘン」, 「レモンケーキ」
▼カレーあんの衝撃度が凄まじい「味噌バターカレー牛乳どら焼き」
▼香ばしいかおりがたまらない「お祝い カステラクーヘン」
▼紅茶にめちゃめちゃ合う「レモンケーキ」