現在、多くのアニメでは製作にコンピュータグラフィックスが使われている。なかでもフルCGのアニメのリアリティはもはや実写版と大差ないくらいだ。
Youtube上で、あるロボット物のフルCGアニメが注目されている。こちらは本物の子どもの写真をキャプチャして製作されたというハイテクアニメだ。
だが話題の焦点はそこではない。登場人物の衣装がどう見てもエヴァンゲリオン、乗っている機体がどう見てもガンダムなのだ。これはひどいとネット上で話題になっている。
ネット上で酷評を浴びているのは中国で作られた『地球防衛戦士』というアニメだ。ストーリーは地球に攻めてきた宇宙人を3人の子ども達がロボットに乗って追い払うという大変シンプルなものである。
しかし、問題なのはその3人のチルドレンの衣装がエヴァンゲリオンの主人公・碇シンジのプラグスーツにソックリ。しかも彼らが乗っている機体は誰が見てもガンダムだ。Youtubeでも「これはひどい」「最低」と2000以上もの低評価を受けている。
なお、こちらのアニメは放映用に作られたものではない。自分の子どもをアニメの主人公にできるというファミリー向けの商品だ。中国の大卒初任給以上の料金がかかるが、アフレコ体験もできるとあって人気商品であるらしい。
それにしてもこのパクリ方は言い逃れできないレベル。こんなハイテクアニメが作れるのにこの醜態とは……技術の無駄使いもいいところである。
ネットユーザーからも「これ、やられた子は将来心の傷になるな」と子どもを心配するコメントも出ている。思春期になって見返すことはまずなさそうだ。
参照元:Youtube Kikusgca
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▼動画はこちら、2:28秒あたりから華麗な戦闘が始まるぞ!
http://www.youtube.com/watch?v=_rE8EFR-Trs&feature=player_embedded
▼すげー勢いで低評価である
▼ガンダムチックな機体
▼子どもたちは色違いのプラグスーツだ