映画『マッドマックス2』ファンならば、常に意識しなければならないのが「世紀末」だ。頭はモヒカン、プロテクターはトゲ付き肩パット、ホッケーマスクがあれば最低限の準備は整ったと考えて良いだろう。
だがしかし、肝心なモノを忘れている。世紀末の荒地や砂漠の荒野を走りぬくための、タフでマッドなバイクである。ということで今回は、モロに『マッドマックス2』の雰囲気なバイクカスタムジャンル「サバイバルバイク（Survival bikes）」スタイルをご紹介したい。
・バイクのスタイルは星の数のごとく
バイクには、様々なジャンルが存在する。アメリカンなスタイルや、レーシーなスタイル、オフ系の（ダート）トラッカースタイルに、三段シートはデフォルト装備、みなさんよくご存知の「暴走族」スタイルなどなど、細かく分ければ夜空の星ほどの数になるだろう。
・例えるならボロ雑巾、色は基本的に艶消し黒
その中のひとつに「ラット系」というものがある。金属が錆びることなんて上等で、ダスティーに、ダーティーに、まるでスクラップ車のように演出する実にマッドなスタイルである。分かりやすく何かに例えるならボロ雑巾。色は基本的に艶消し黒。それがラット系だ。そして……
・マッドマックス直系スタイル！
ラット系から派生したジャンルのひとつに「サバイバルバイク（Survival bikes）」というスタイルがある。注目すべきは、この流派はモロに『マッドマックス』の影響を受けているという点。まさにマッドマックス直系であり、そのまんま次回作の『マッドマックス4』や『マッドマックス5』に登場しても違和感のない超絶マッドな世紀末感なのである！
・海外では根強い人気の「サバイバルバイク」！
海外ではサバイバルバイク式にカスタマイズしているライダーも多いらしく、サバイバルバイクの総本山的サイトもいくつか存在し、膨大な数のサバイバルバイク写真がアップされている。なんという興奮、なんというカッコ良さ！ こんな世界があったのか！といった具合である。
記者（私）は軽く1000枚を超えるサバイバルバイク写真を吟味。厳選に厳選を重ね、これがマッドマックスだ！といったサバイバルバイク写真を数十枚チョイスしてみた。 世紀末に備えるためにもマッドマックス2ファンならば迷わずチェックして頂きたい。
参照元：RatBikeZone、therevcounter.com、mattblackrat.com（英語）
執筆：GO羽鳥
▼このマシンは、かつて私（GO）が乗っていた愛車「マッド・カブ」。
▼しばらく放置していたら本当にマッドな状態になり不動車に……。
