想像以上にサクサク&ヌルヌルと動作し、「人とのつながり」が強化される新機能People Hubが絶賛されているスマートフォン『Windows Phone IS12T』。

各界のカリスマたちや、一般ユーザーの反応をレポートした記事は以前お伝えしたばかりだが、今度は記者(私)が感じた印象と、基本的なスペックなどをご紹介したいと思う。

まずは、おさえておくべき基本のスペックだが、
 
大きさ:約59×118×10.6ミリ
重さ:約113g
画面サイズ:約3.7インチ
連続通話時間:約400分(日本国内使用時)
連続待受時間:約280時間 (日本国内使用時)
カメラ:1320万画素(フォト機能では13倍ズームあり、ムービー機能では)
ズーム:静止画モードでは13倍、動画モードでは4倍
無線LAN:Wi-Fi規格(IEEE802.11b/g/n)
ほか、GPS搭載、FMラジオ搭載など
 
といった具合。大きすぎず小さすぎず、iPhoneなどのスマホユーザーならば違和感なく使用できる、ちょうどよい大きさだ。

しかし、なんといってもウレシイのは、水の中に約30分間沈めていても全然オッケーという、心強い「防水・防塵」機能である。お風呂でスマホをいじくる人は意外と多いと思われるが、もうジップロックともオサラバだ。
 
・カメラ機能がいろいろヤバい!
カメラ機能もなかなかスゴイ。シャッター半押しでピントをあわせ、深押しするとカシャッと撮影。「スマートフォンのカメラ機能」というよりも、最新のコンパクトデジカメで撮影しているような感覚である。1320万画素も伊達じゃない。

撮影した画像は、「pictures」という名のフォルダ的な場所から確認できるが、このpicturesにも「人とのつながり」を大事にするハブ的要素が搭載されている。

それはFacebookに投稿された画像が「新着情報」として次々と表示されるという機能である。とにかく「写真を見たい」と思った時にpicturesを開けば、自分の写真も、そしてFacebookで自分とつながっている「人」の写真も、一括で確認できるのである。
 
・人の顔も覚えてしまうスマートフォン
また、来場者を驚かせたのが、本体で人物写真を撮ると、写真に写っている人物の顔を認識し、自動的に顔の上に「タグ」が付くという凄まじく未来的な機能。

例えば、佐藤さん(仮名)の写真を撮影したら、佐藤さんの顔の上に空欄のボックスが出る。佐藤さんの情報(連絡先)が本体に登録されていたら、顔写真上のボックスに佐藤さんの情報を登録。

本体は佐藤さんの顔と佐藤さんの情報を自動的に関連付け、次に佐藤さんの写真を撮ったら、自動的に佐藤さんの顔写真の上に「佐藤」と表示されるのである。ひとことで言えば、携帯電話が佐藤さんの顔を覚えているということだ! ヒエーッ!
 
・ブラウザも安心、広々とした画面でページを確認できる
そんな多機能すぎるスマートフォン『Windows Phone IS12T』だが、一般的なスマートフォンのユーザーが最も使う機能といえば、ずばりwebページを確認するための「ブラウザ」機能ではないだろうか。

携帯サイトなんて論外で、スマートフォンに最適化されたページも許せなくはないが、手のひらにあるスマートフォンで「パソコンと同じwebページ」を見る!というのはスマホにおいて重要なことである。

特にスマホを使うようになってから、めっきりパソコンを立ち上げる機会が減ったという層。例えば子育てに忙しいママたちの中には、「パソコンやるヒマなんて皆無! でもスマホ使ってPCサイトから通販してます」なんて人も多い。

とにかく、できるかぎり、スマホでPCと同じ事をしたいのだ。使い慣れたブラウザで、PCと同じ事をしたいのだ! で、『Windows Phone IS12T』のブラウザだが、パソコンを使ったことのある人なら100%の確率で使ったことのある定番ブラウザ「Internet Explorer」である。安心だ。

使用してみた感想は、想像以上の高速描写と、たくさんの情報を一度に把握できる広い画面。拡大縮小もバッチリで、PC感覚で使用することができる。
 
PC感覚といえば、ワードやエクセル、そしてパワポ(Power Point)などのOfficeデータも観覧できるので、まさに小さいWindowsマシンが手元にあるといった感覚の『Windows Phone IS12T』。ビジネスシーンでは大いに活躍してくれそうだ。

写真:ロケットニュース24
参考商品:Windows Phone IS12T