6月1日、携帯各社が短文を送受信するサービス「ショートメッセージサービス(以下:SMS)」の事業者間接続を可能にすると発表した。これにより7月13日から、同一の携帯電話会社でしか利用できなかったSMSが、異なる会社間で送受信できるようになる。
SMSの事業者間接続に参加するのは、「NTTドコモ」、「KDDI」、「沖縄セルラー」、「ソフトバンクモバイル」、「イー・アクセス」の5社だ。各社の発表内容を以下にまとめた。
・ NTTドコモ
送信料:1通3.15円
受信料:無料
海外宛て送信料:1通50円
SMSの送信料は無料通信分に含まれる。パケット定額・割引サービスの対象には含まれない。
・ KDDI
送信料:1通3.15円
受信料:無料
海外からの送信料:1通100円
従来のCメールで他社のユーザーに、メッセージを送信できる。一部機種は他社ユーザーにCメールが送信できないものの、受信はできる。無料通話付きプランを契約していれば、無料通話分が適用される。
・ ソフトバンクモバイル
送信料:1通3.15円
受信料:無料
送信料はパケット定額サービスの対象外。ソフトバンク同士およびディズニー・モバイル間で国内でSMSを使った場合、ホワイトプランであれば送受信ともに無料。
・ イーアクセス
送信料:1通2.1円(自社・他社宛てとも)
受信:無料
海外からの送信料:1通50円
送信料は、「ケータイ定額プラン」、「EM定額オプション」、「定額パック24」に加入したイー・モバイル同士であれば無料。
事業者間接続の開始により、より手軽にSMSを利用できるようになるだろう。電話番号しかわからない相手との情報交換に重宝しそうだ。
参照元:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス