内閣不信任案の堤出で注目を集める1日午後に行われた党首討論で、大変珍しいハプニングが発生した。菅首相に退陣を要求する自民党の谷垣禎一総裁に向かい、なんと菅首相自らが「谷垣総理」と呼びかけてしまったのだ。

討論中、谷垣氏の「お辞めになるべきだ」との発言に対し菅首相は、

「今日は、震災後初めての党首討論で国民の皆様にも是非、私と谷垣総裁の討論をお聴き頂きたいと思って、いい機会を与えて頂いたなと思っております。まず、谷垣総理に……失礼、谷垣総裁に……」

と発言。国会内はどよめき、笑いと拍手に包まれた。

このハプニングに対し、ネット上では
 
「はなから自覚がないって事だな」
「凄く自然な感じで言ってたなw」
「脳内では政権交代してるのか」
「次は議長のことを「お母さん」って呼びそうだな」
「一番困ってるの谷垣だろ」
「解散を覚悟してるな」
「谷垣もまんざらじゃないところが何とも」
 
などという声があがっている。

現在、自民党、公明党、たちあがれ日本が内閣不信任案を提出、小沢元民主党代表が不信任案へ賛成する意向という情報もあり、今後の動向に注目が集まっている。