中国時間4月11日午後7時28分頃、天気は雨。監視カメラには傘を片手にいそいそと歩く人々が映っている。と、1人の男性が雨を遮るように手を頭にやり走ってきたところ、ピカっと稲妻が光り男性に命中、その瞬間男性はバッタリと倒れてしまった。

男性はピクリとも動かない。ま、まさか……大丈夫か!? 

だが、彼が倒れこんだのはわずか十数秒。男性はのっそりと起き上がったものの、何が起こったのかわからないご様子。相当哀愁漂う三角座りで遠くを見つめた後、また立ち上がった。

雷に直撃されたのだろう、頭をさすりつつ歩き始めたところ……何とまた別の雷にやられてしまった! 最初の雷から次の雷まで、その間たったの39秒。1分間もたたないうちに二発もの雷に撃たれてしまうとは。

男性は二発目に打たれた後も同様に三角座りで何やら考え込んだところ、フラフラと去っていった。彼が撃たれた場所には地面に激しく焼け焦げたような跡が残っており、その衝撃の強さを物語っているが、驚くべきことに、その身体、どうやら問題ないようである。

専門家によると、雷は連続して同じ場所に落ちやすい性質があるそうだ。一度目の稲妻が空気中の粒子を大量に集め、二発目の稲妻を誘発してしまうということらしい。

ネットユーザーからは「運が悪すぎる男」と評されているが、あまりの出来事に「ネタじゃないのか」という戸惑いの声も多い。

参照元:看中国(中国語)

▼1分以内に二度も雷に撃たれた男性