これは……もはや人間だ! 世界一人間に酷似するロボットとしてギネス認定もされている株式会社ココロの「遠隔操作型ACTROID-F」が、海外のネットユーザーを震撼させている。

看護師姿のACTROID-Fは、オペレーターの表情と完璧にシンクロ。笑ったり、頷いたり、まばたきしたり、しゃべったり、そして呼吸をしていたり……あまりにもリアルすぎるACTROID-Fの動画に、海外の人たちは「怖い!」と、恐怖さえ感じているようだ。

また、「本当に日本人は患者さんと接触するのが嫌なんだな」「まだ足は動かないのか……。よかった」と皮肉る一方で、「かわいい!」「患者さんがどう思うかは別として、この技術は素晴らしい」「やっぱ日本はスゲー!」と好意的なコメントも。

ACTROID-Fのシステムを簡単に説明すると、カメラが接続されたパソコンを操作する人の顔の表情と頭の動きが、そのままロボットに反映されるという仕組み。音声の通信はSkypeを使っていたりもし、徹底されたコストダウンが図られている。

もしも病院ではなく、スナックのカウンターにACTROID-Fが座っていたとしたら。そして男心をくすぐる絶妙な話術で楽しませてくれたとしたら……記者なら行きたい、そんな店。たとえ裏方でおじさんが遠隔操作していたとしても。

(文=GO
screenshot:YouTube RoboTimes

■参考リンク
POPSCI(英語)