近年では、ハウスダストや花粉対策のニーズに加え、乾燥対策のニーズも高まっており、空気清浄機の市場は加湿機能を搭載した多機能タイプの割合が年々拡大している。さらに、使用場所もリビングだけでなく、寝室や子供部屋など家庭内で複数使用している家庭も目立っている。そのような状況を踏まえ、パナソニックが新製品を投入する。
パナソニックは2010年8月3日、微粒子イオン『ナノイー』技術を搭載した新空気清浄機のプレスレセプションを開催した。同社は、加湿空気清浄機『うるおいエアーリッチ』4機種、ナノイー加湿器『F-GMFK02』、ハイブリッド加湿器『FE-KFXシリーズ』、加湿セラミックファンヒーター『DS-FKX1201』など、ナノイー搭載の新製品を9月1日より順次発売する。
『ナノイー』とは、ナノテクノロジーから生まれた、独自の水に包まれた微粒子イオンだ。水に高電圧をかけることにより生成され、マイナスイオンなどの空気イオンに比べ約6倍の長寿命、水分量(体積比)は約1,000倍以上という特長がある、空気中の菌やウイルス、付着したニオイも抑制する効果がある。
レセプションの会場には、CMキャラクターである小雪さんも応援に駆け付けた。トークセッションに登場した小雪さんは、ハウスダストが気になると言う。それは何故かとMCに聞かれると、いきなり席を外し、犬を連れて戻ってきた。小雪さんは、「動物を飼っているので、臭いや空気の綺麗さが凄く気になります。」と、ハウスダストが気になる理由を明らかにした。
ステージに登場した犬は、小雪さんが飼っている犬ではなく、お姉さんの犬『ロク』だという。小雪さんのの犬『ソイ』は、夏バテで来られないことから、急遽、ピンチヒッターとして『ロク』が登場したわけだ。小雪さんは、「いい空気の中でお留守番させたいですね。」と、ぺペット想いの一面を見せた。小雪さんのペット『ソイ』は、空気清浄機の前でよく寝そべっているそうだ。
ナノイーの中のOHラジカルは、臭いの原因になるアンモニアに働き掛けて無臭の水と窒素に分解し、臭いを除去する。これがパナソニックの提唱する『ナノイーはスゴイー!』の正体だ。
トークショーの最後に、小雪さんは、「ナノイーは、人も空気も、そしてペットも。大切な人が快適に過ごせる商品がたくさんあります。みなさんも、せひ、使って体験して頂きたいなと思います。」と、パナソニックのナノイー搭載の新製品について語った。パナソニックは、今回の新製品によって、健康的で快適な室内空間づくりを提案する構えだ。パナソニックの想いは、ユーザーに伝わるだろうか。
Photo by Rocket News24 Staff / 本誌記者撮影