書籍レビューと小ネタを中心にコラムを綴るブログ『イノミス』で18日に公開された投稿が話題になっている。吉幾三さんの名曲『俺ら東京さ行ぐだ』を標準語に直して紹介しているのだが、その内容が津軽弁で歌われた原曲より悲しく感じると話題を呼んでいる。
18日の投稿には「吉幾三『オラ東京さいくだ』の歌詞を標準語に直すと、なんかすごく悲しくなることを発見しました。」として、内容を紹介している。サビの部分だけ紹介すると、
「私はこの村が嫌いです。私はこの村が嫌いです。東京へ行ってまいります。上京したらお金を貯めて、東京で畜産業を営みます。」
まるで昭和初期の純文学を彷彿とさせる。そして、この内容にコメントが次々と寄せられている。
「誰か歌ってくれ」
「…確かに悲しいし、わびしいなぁ。」
「秀逸。」
「泣いてしまいます」
「これ、中島みゆきに唄ってほしいな。カルメン・マキでもいいけど。」
「悲しすぎるw」
「さ、さみしい、、。まっすぐな道で さみしい(山頭火)」
「これは確かに切ない。」
「思わず噴き出してしまいます。」
『俺ら東京さ行ぐだ』は1984年にリリースされた吉さんの代表曲。近年、Youtubeやニコニコ動画などの動画共有サイトで、ユーザーによりテクノやヒップホップなどにアレンジされたり、また他のアーティストとのマッシュアップ(別々の楽曲を1つに重ね合わせる音楽手法)によりリミックスブームが訪れ、若い層にも広く知られている。