イギリスの大手スーパーマーケットチェーン、テスコのカーディフ(ウェールズ)近郊にある店舗が買い物客に対してドレスコードを導入することになった。この店舗では注意書きを標示し、裸足での来店、またパジャマや寝巻での来店は禁止されることになった。

テスコ側によると、これは何人かの客からの苦情があり、裸足やパジャマで買い物している人に他の買い物客が不快感を覚え、見ていて恥ずかしいと感じているとわかったため、このドレスコード導入に踏みきったという。しかしこれはあくまでも苦情への対応として行ったことで、他の買い物客に対して押し付けたり命令したりするためのものではないようだ。

しかし、中にはこのドレスコード導入に対し、逆に不快感を持ったり恥ずかしく感じる人もいるようで、逆の苦情が出る可能性も否めない。

それにしても日本では、英国といえば紳士の国というイメージだが、まさか裸足で大型スーパーで買い物をする人がいるとはイメージとは大分かけ離れている。まさに我々が持つイメージというものは氷山の一角から作られる物だということがわかる。もちろん裸足で買い物をする人も氷山の一角でもあるが・・・。

(記者:須久和)