secondlife

北米とヨーロッパで大人気を集めたリンデンラボ社(Linden Lab)のセカンドライフ(Second Life)が韓国市場から撤退した。

アバターを通じてショッピングなどをするバーチャルリアリティが韓国人と合わなかったという理由のようだ。

6日、セカンドライフの韓国サービスを代行したbarunsongamesはリンデンラボ社と2007年10月に結んだサービス契約を終了したと伝えた。また、リンデンラボ社側はbarunsongamesに「韓国市場で完全撤退したわけではない。今後進行状況によってサービスを再開する」と伝えたようだ。

しかし韓国語サービスを中断したのに続き、韓国サービスのためのスタッフ採用計画も撤回したことから、事実上完全撤退だろうと業界は分析している。

セカンドライフは北米、ヨーロッパ、オーストラリアなど一部の地域では人気があるがほとんどの地域では成功できなかったという評価を受けている。

ゲーム業界関係者は「セカンドライフだけでなくサイワールドの3Dサービス『ミニライフ』も反応が思わしくない」として「サービスが不安定な3次元コミュニティは人気を呼ぶことができないようだ」と話した。一方である大学教授は「バーチャルリアリティサービスはアイディアは良かったがビジネスモデルとして成長するには限界があった」として「携帯電話やTVなど既存媒体と3Dを組み合わせた分野にお金は落ちた」と分析した。