米国、ロサンゼルスにあるコリアタウンが徐々に変わってきている。
高級住宅商店複合ビルが建設され、そこに様々な小売チェーン店がテナントとして入り、その代わりに、キムチとプルコギで代表される中小の韓国飲食店が徐々に消えている。ロサンゼルスタイムズは23日、このようなコリアタウンの変化像を詳しく紹介した。
ロサンゼルスタイムズによればコリアタウンの多くの居酒屋やレストラン、カラオケ店は減っていく客を捕まえるため、値段を大幅に下げており、 一部の店では価格を落とすことなく、店まで閉じているとのこと。その跡地にはコーヒー専門店のCoffee Bean & Tea Leaf
やアイスクリーム専門店Cold Stone Creamery、衣類雑貨専門店Nine Westなどがその場を埋める。
なお、コリアタウン内の新しい住宅商店複合ビルの1ヶ月の賃料は3千ドルを越える一方で、古いアパートの賃料は1千ドル程度。価格の差も広がっている。
このような変化に対して一部では「コリアタウンが発展するには都市型開発が必要だ」という見解を見せる反面「コリアタウンだけが持つ特徴が徐々に消えるのを惜しんでいる」とロサンゼルスタイムズは紹介した。