アメリカ・ウィスコンシン州で珍事が発生した。飼っていた子犬がパスポートを食べてしまったせいでペルーへの修学旅行に参加できないアクシデントが発生したのだ。

このことについてマスコミ各社は、高等学校に在学中のジョン・メイヤー(17)がスペイン授業の一環でペルー旅行に行こうとするも破損したパスポートのせいで出国できなかったと報道した。

メイヤーとその家族によれば1歳になったゴールデンレトリバー『サンシャイン』がメイヤーのパスポートの一部を噛んで食べたという。 パスポートに書かれた数字のいくつかが不明瞭になったこと以外問題はなかったようだ。 そして特に問題ないと思ったメイヤーはパスポートを持って旅行に出た。 まずは飛行機でウィスコンシン州からイリノイ州のシカゴへそしてシカゴからフロリダ州のマイアミへ。ここまでは無事だった。 しかしマイアミ空港でブレーキがかかった。

マイアミ空港当局は損傷したパスポートではこれ以上旅行はできないとし、飛行機への搭乗を禁止した。 パスポートを再発給しようとしたが時間が足りなかったようだ。

メイヤーは「子犬だけでなく誰も恨まない」として「むしろ子犬をとても愛している」と話したという。

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